今日はとっても良い天気でした!
そんな中、まちづくりサポーターズ、糸魚川ジオパーク協議会共催の
ジオツアーにでかけてきました。
行先は、権現岳ジオサイト。
このサイトは、旧能生町にあり、たくさんの民話が残っている
ところなんだそうです。
まずむかったのは、「敬念寺」。
入口ではきれいに色づいたイチョウがお出迎えしてくれました。
急な階段をヒーコラいいながら登り切ると・・・
境内左脇に大きな石がおいてあります。
実はこれ、いわくつきの石らしく・・・
名前もおどろおどろしく「化け石」というのだそうな。
むかし、むか~し
寺の広い庭の南がわに大きなつばきの木が一本あって
その木の下には、でっかい石があったそうな
夕方になってあたりが暗くなると、
暗闇に横たわる石が、なんとも恐ろしく
おばあさんのお化けがでて村人を困らせていたそうな
たいそう困った村人は、相談の結果石をわってしまえ、
ということに・・・
さて、いよいよその大きな化け石にくさびを
思いきり打ち込むと、ぎゃ~~~~という叫び声と
ともに真っ赤な血が流れ出て、それ以来、おばあさんお化けは
でなくなったそうな・・・
・・・じゃったそうな
民話っておもしろいですね
お次は、権現岳のふもとの雪崩防護柵や万年雪を見学し、
営業前のシャルマン火打スキー場で、景色を堪能。
ちょっと雪がかかっている権現岳。
今日はあたたかくて、だいぶ雪もとけた模様。
この権現岳は今も昔も信仰の山で、
その山壁には、雪が滑り降りたいくつもの筋が残っています。
秋も深まりすぎて、もう終わりかな。
ギンナンがなんともいえずかぐわしい匂いを放っていました(*^_^*)
こんにちは。石ころです。
全国的に寒くなっているようですが、糸魚川もさむ~い。
山の方では、そろそろ初雪の声も聞こえてきそうです。
糸魚川ジオパークのジオサイトも冬支度を始めました。
13日(日)に「月不見の池ジオサイト」で清掃、冬囲いが行われました。
地元の観光協会や地域住民の方など、多くの方がボランティアで参加されていました。
ここ「月不見の池」は、春になると月が見えなくなるほどの藤の花が咲くことで、この名前がつけられたと言われています。
藤の花のシーズンは、観光客でいっぱいです。
しかし、この時期は観光客も少なく、ひっそりとしています。
新潟県の「森林浴の森百選」にも選ばれており、池の周りには遊歩道もあります。
また、近くには88の石仏を見て回る「八十八カ所めぐり」もあり、緑の中を散策するにはいいですよ(^^)
雪が来るのももうすぐですが、晩秋の月不見の池散策はいかがですか。
こんにちは、みなさま!
今日の糸魚川はとってもいい天気で、山がスッキリと
見えております。いい、山っていい!
ところで、先月10月27日と29日に
糸魚川ジオパークガイドの研修と養成講座が
実施されましたので、その様子を少し。
いつもはバスで移動をするガイド講座なのですが、
今回は歩いてもっと発見しましょう、
スローなジオツアーを体験しましょうということで、
JR筒石駅に集合!
JR筒石駅は、密かに鉄ちゃん(鉄道大好きな方のことであります)に
人気があるらしい。18歳じゃなくても、100歳でも200歳でも使える
青春18きっぷが手書きで発行される、レアな駅らしいっす。
長いトンネル内で、怪しげな光とオーラを発している電車をおりて
長い階段を登れば・・・違う世界がひろがって・・・
って、別にお化けとかでませんから!!
ひろがるのは気持ちのいい空と、素晴らしい
砂岩泥岩互層です!
え、さがんでいがん・・・なに??
と思われたかた~ ちょっと下の写真をみてください。
なんだかバームクーヘンみたいな模様になってますよね。
この崖は、砂と泥が交互に積み重なってできていて、
さがんでいがんごそう、またの名を難しくは川詰層といいます。
そのむか~し、このあたりがまだ海の底だったころ、
地震によっておこった海底の土石流によって
砂と泥が積み重なってできました。
興味のある方は、
筒石・浜徳合ジオサイトの紹介ページへどうぞ!
筒石の駅から海の方へくだりまして、
その昔は北陸本線が通っていて、今は自転車歩行者道として
市民に活用されている海沿いの道を歩きます。
歩く速度なので、いろいろなものが見えておもろいです。
石ころが個人的にすんごく興味をひかれたのが
筒石の郵便局の壁にはってあったこれ。
いい味でてますのゥ。
歩いていると
トリカブトやアザミ、そしてカメムシ(@_@;)のほか、
旧北陸本線時代のレンガの橋脚が残っております。
こういうのって、とっても絵になります。
良く観察すると、積み方も色々あるんですよ!
途中、サーファーが波にもみくちゃにされてる様子や
筒石駅の跡地の石碑などなどをみながら歩き、
およそ三時間後には
波間におわしますトットコ岩を通りすぎて
風力発電の風車が目立つ道の駅マリンドリーム能生に到着です。
ここでゆっくりお昼を堪能し、
白山神社にもよって
途中、道に干された柿の皮を観察したり(石ころだけでしたが・・・)
JR能生駅にたどりついたのは14時半ころでしたかねー
JR能生駅には糸魚川ジオパークのコーナーが!!
おお~
ここでもジオ情報をゲットできますのう。
天気の良い日は、歩いてジオサイトをめぐるのも
おすすめです。健康にもいいし、歩くからこそ見えるものが
たくさんあっておもしろいですよ(^.^)
こんばんは。
今日は海谷三峡パークにいってきましたので
その様子をおしらせします。
今日の糸魚川は朝から雨、昼からもすっきりしません。
三峡パークに着いたときは雨でした。
石ころがついたとき、たまたま、山から戻ってきたらしい
団体さんがいらっしゃいました。キノコかな?
千丈ヶ岳の壁は紅葉していたのですが、
晴れていたらもっときれいだったろうなー
海谷渓谷に行く道も楽しそうでしたが、
今回は時間がなかったのであきらめました。
何か秋らしいものはないかと
駐車場あたりをみまわすと・・・
ありますよ、きれいなのが。
雨降ってたから余計きれいなのかも。
全体の景色ちょっと残念だったけど、
紅葉はきれいだなー
なかには、仲良く並んだおちばも。
これ、わざと並べたわけじゃないですよ!
かわいくて思わず撮ってしまいました。
海谷渓谷や駒ケ岳あたりの紅葉も
今週いっぱいで終わりかもしれません。
山には、また雪がきています。
里に雪が降りてくるのも、そう時間が
かからないかもしれません。
今日も良い天気ですね~!
すがすがしい秋の空気と空が広がっております。
昨日も良い天気だったので石ころは蓮華ジオサイトに
行ってきました。
紅葉はもう遅い、という噂話はきいていたのですが、
どのあたりまで紅葉がすすんでいるのか、
確認がてらお出かけ。
蓮華へは糸魚川市内から一時間半くらいかかります。
平岩から木地屋の里へと高度はあがっていき
それにつれて木々の色も変化していました。
木地屋の先ぐらいから色が鮮やかになっていき、
しら池周辺のブナ林は↑な感じでした。
蓮華温泉ロッジに到着!
あ~やっぱりここはもう紅葉が終わっていました。
少し肌寒いくらいの気温、兵馬(ヘイマ)の平へと
向かって歩き出します。
途中で振り返れば蓮華温泉ロッジと雲上の温泉がある噴気帯が
見えます。
林はときおり鳥がジッジッと警戒する声が聞こえるだけで
とても静か。長く厳しい冬に向けて森にはすでに静寂が訪れていました。
葉が散った木々の中に、真っ赤なヤマモミジが目立っていました。
兵馬の平まで往復し、しら池に戻ったころにはもう4時過ぎ。
日没も近く、空気がピリピリと寒くすんできました。
おそらく10度以下だったでしょうねえ。
池の周遊路には黄緑、黄色、赤と芸術的にそまった
モミジがちらほらありました。
日没前のしら池には、夕日をあびて輝く山が写り込みとてもきれいでした。
山の端に夕日が落ちればあっという間に山には夜がきます。
気温も一気にさがりはじめたので、山を下ることにしました。
紅葉はそろそろ山の中腹に降りてきていますよ。
みんさまこんにちは!石ころです。
今日も糸魚川は秋晴れです!!
と言いたいところですが薄曇りです。
でもちゃんと日がてっています・・・
さてさて、今日は今週末22日に実施される
「糸魚川ジオパークまるごと調査隊~焼山編」の下準備として
草刈&状況チェックに行ってきました!
普段、焼山ジオサイトの焼山砂防公園へは、林道の途中にゲートが
かかっており、徒歩でしか行けません(とても時間がかかりますけど)。
しかし、まるごと調査隊では、特別に鍵を開けて入りますよ~
途中、どでかい砂防ダムも見ることができます。
こちらが砂防公園の入口付近からとった写真です。
ここで焼山のうんちくを少し。
焼山はおよそ3,000歳の活火山で、現在も頂上付近から
噴気が出ています。(登山して近くにいくと硫黄臭い(+_+)です)
最近では、昭和49年に水蒸気爆発がおきたのであります。
悲しいことに登山者3名の尊い命が奪われ、
周辺の大地には大量の火山灰を降らせ、
噴火後も長期にわたって土石流が発生し続けたのです・・・
そこで、土石流対策として平成5年まで18年間もの歳月を
かけて完成したのが
「火打山川第一号砂防ダム」なのであります!
このダムを見ることができるのが砂防公園で、
ここからみるダムは迫力があるんです。
現地でのお楽しみということで写真はなしにしようかな・・・
今日の焼山は↑こんな感じでした。
まわりの木々も色がついていたのですが、
まだまだ息をのむほど美しい紅葉とまではいきませんなあ・・・
10月22日のまるごと調査隊のときはもっと美しいと思いますよ~
「糸魚川ジオパークまるごと調査隊~焼山編」(小学校4年~中学3年対象)は
10月22日土曜日に焼山ジオサイトにて実施!
今日ご紹介した砂防公園&ダムの他、
焼山の火山灰観察、化石さがしなど焼山ジオサイトを
満喫できる内容です(^^)/
締切は明日14日なので、興味をもたれた方はぜひどうぞ!!
《関連イベント》
6月5日に実施されたまるごと調査隊~小滝川ヒスイ峡編についてはこちら
こんにちは
昨日、市内の金融機関が主宰するまちづくり団体「まちづくりサポーターズ」のツアーが実施され、わたくし石ころもご一緒させていただきました。
この「まちサポ」のツアーは今年3回目。
市内のいいとこめぐりのツアーで、参加者のほとんどは市内の方ですが、とても好評なツアーです。
今回は、地元企業の「電気化学工業株式会社」青海工場見学と、青海地域のジオサイトをめぐるツアーです。
まずは工場見学。
市内の方も、なかなか見学できないので、とても貴重な体験です。
工場の全景です。
「電気化学工業株式会社」は地域の資源である石灰岩を利用した、セメント製造業の他、農業肥料や合成ゴム、ウナギの養殖など様々な業種に取り組んでいます。
本社は東京ですが、青海工場だけでも従業員は1,200人、売上金も700億以上と、名実ともに地域のトップ企業です。
まずは原石鉱山の見学です。
出発の時は大雨でしたが、見学の時には雨はあがりました(^^)
見学の目玉は、この200トンのダンプトラック!
タイヤの直径はなんと約3.6m!1本ウン百万円もするそうです。
工場内は撮影禁止なので、他の写真は残念ながらありません(^^ゞ
午後からはジオサイトめぐり。
まずはジオポイントのひとつ「田海ヶ池」です。
この池はトンボの楽園で、48種類ものトンボが観察できます。
最後は、青海海岸で石ひろい。
皆さんがんばってヒスイを探しています。
残念ながら、この日の収穫はゼロ。
しかしながら、とても充実した一日でした(^^)
こんにちは。
今日の糸魚川は思いのほか良い天気です。
昨日、雑誌ライターさんの取材があり、訪れた
いくつかのジオサイトの表情をお届します。
昨日、3日は全国的に寒く、糸魚川の山々も雪化粧をしました。
遠く眺める新潟県の最高峰「小蓮華山」、また活火山の焼山周辺は
雪をかぶりました。今年は例年より早い雪です。
日本百名山のひとつ、雨飾山も、猫の耳の片方に
控え目に雪が確認できました。
冬は、本当にすぐそこまできているのですね~
(山に行かれる方は、必ず冬山の装備で行ってください。
こうなれば、いつ山が真っ白けっけになってもおかしくありません)
3日夕方の雨飾山
今井ジオサイトにある、不動滝には巨木がたくさんあるのですが、
そのうちの一つ、ヒロハカエデも部分的に黄葉していました。
全体が黄色になればそれは見事でしょうねえ!
左に見える滝は糸滝です。
不動滝は最近の雨で水量が増え、ごうごうと流れていました。
水しぶきの飛沫がなんともいえず幻想的でした。
こちらは明星山です。
展望台からの写真がよく紹介される明星山ですが、
これも明星山のみせる表情の一つ。
周辺の山はほんのりと色づきがはじまっていました。
高浪の池の湖面には周辺の景色が美しく映りこんでいました。
紅葉がすすめばさらに美しい写真がとれそうです。
秋といえども、もう日本海は冬のような波になっていました。
海辺にたたずむと、石ころがごろごろごろごろと
打ち寄せる波に打ち上げられてはひいていく音がします。
波消ブロックにあたる波は、どーーーんと腹わたに響く
地響きをさせながら豪快にしぶきをあげて飛び散ります。
・・・石拾いに行く場合・・・
周期的に高浪がくるので、石探しの方は
くれーーーーぐれも気をつけてくださいね!
石に夢中になっていると、波があっという間に
波がきてびしょぬれになりますよ・・・
昨日、あるイベントの下見のため、雨の中、蓮華温泉に行ってきました。
平岩からのアクセス道路は、ところどころで工事が行われていましたが、順調に蓮華温泉に到着しました。
蓮華温泉ロッジです。糸魚川ジオパークマスターの“のぼり旗”が立っています。打ち合わせが終わって外に出た時、玄関の寒暖計は「17℃」を差していました。
蓮華温泉ロッジは、モンベルクラブの優待施設になっており、宿泊料(1泊2食税込)が5%OFFになります(個室料は対象外)。会員の方は、メンバーズカードをお忘れなく。
白池(しらいけ)は、広さ6.9haで糸魚川市で一番大きな湖沼です。雨の中、神秘的なたたずまいを見せています。約30分で一周できますので、写真を撮りながら散策してみてはいかがでしょうか。隣には、五月池があります。
木地屋民俗資料館には、約1,000点におよぶ木地屋独特の道具類、古文書類の資料が展示されており、国指定重要有形民俗文化財に指定されています。また、隣の「栃の木」では、木地製品が展示販売されているほか、食堂では、山菜そば、なめこそばなどが味わうことができます。
現在、「糸魚川世界ジオパーク・撮るたびフォトコンテスト」が行われていますので、皆さん、写真を撮って応募してみてはいかがでしょうか?
■「撮るたびフォトコンテスト」へのリンク
皆さん、糸魚川ジオパークの一番西「市振ジオサイト」にある「道の駅・越後市振の関」に、糸魚川ジオパークの紹介コーナーがあるのをご存知ですか?
食堂の前にある自動販売機コーナーには、「ジオパーク自販機」が2台並んで置いてあります。
食堂の西側、トイレのある建物に「道路情報ターミナル」があります。この2階に「糸魚川ジオパーク情報コーナー」があります。
市振ジオサイト、親不知ジオサイトの紹介をはじめ、親不知の災害、道路の移り変わりが、パネルで紹介されています。
建物のすぐ後ろには、JR北陸本線が走っており、ベランダからは日本海を望むことができます。
売店では、「東バージョン」と「西バージョン」のカップ麺が並んで置いてありますので、食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。
また、食堂では、モンベルクラブ会員の方は、たら汁定食900円が800円になる特典が用意されています。メンバーズカードをお忘れなく。