みなさま、こんにちは。
日に日に日が短くなっていきますねえ。
糸魚川でも稲刈りはほとんど終わりました。
新米のうまい季節。
糸魚川ジオパークの大地の恵みに育まれた米は、
一味違いますぜ。
美しい田んぼの向こうに見える山は
左から駒ケ岳、鬼ヶ面山、鋸岳。
駒ケ岳の山向こうにあるのが、海谷渓谷ジオサイトです。
この海谷渓谷ジオサイトで今週末の16日9:00~15:00に開催されるのが
「秋の海谷まつり」。海谷三峡パークにて、
ブナ林の散策やゲームのほか、特産品の販売(うまそうなキノコがあるかも!)
や丸太切り大会、各種特産品やそばの販売があります。
会場の海谷三峡パーク。
(雨天の場合は水保のコミュニティスポーツセンターで実施になります。)
石ころも丸太切り大会でたことありますが、
おもしろいですよ~
はずかしがらず是非、挑戦することをお勧めします。
いつの間にか熱中して真剣になっている自分に気付きます。
三峡パークの展望から見えるのは
千丈ヶ岳の大岩壁!
展望台近くからは
越後の上高地とも呼ばれる海谷高地への
ハイキングルートの始点もあります。
海谷渓谷は、ダムなどの人工物がはいっておらず、
自然のままの渓谷美が残っています。
平坦な道をすすむとやがて美しいブナ林が・・・
さらにすすむと、橋あり、川渡りあり、滝あり・・・
2時間半~3時間のハイキングで
海谷高地に到着!
紅葉がすすんでいると本当にきれいです(^^)/
是非いちど足を運んでみてください。
今日はジオパークガイドの研修があり、
塩の道南部 山口~白池 歩いてきました!
その昔、内陸部に塩を運ぶために使われたのが
塩の道です。海側の糸魚川からは海産物や塩が、
内陸部の長野県からはタバコや穀類が運ばれていました。
昔はもちろん車はありませんので、ボッカといわれる
人々が40キロ、50キロもする荷を担ぎ、
歩牛方といわれる牛使いが、何頭もの牛を操り
歩いていた道です。
糸魚川市内から、長野県小谷村、白馬村、大町市に
続いており、随所に往時を偲ぶものが残っています。
この日は、糸魚川市根知の山口集落からスタート、
長野県との境にある白池まであるきました。
シーサイドバレースキー場前に集合、
まずあるのが山口関所跡です。
関所跡の石碑と毘沙門天のお堂があります。
ここから塩の道資料館へと向かう道に曲がると、
おわしますのが白池地蔵様。
このお地蔵様はもともと白池のほとりにいらしたのですが、
白池のボッカ宿が雪崩で壊滅、集落が消滅したことから
白池から山口の集落に移されました。
白池地蔵様がたたずむ道をすすむと・・・
塩の道資料館があります。(入館料400円)
地域の有志によって収集された、
貴重なボッカの資料が展示されています。
建物自体もとても古く、古民家に興味がある方には
とても興味深いものです!
昔ながらの風景を残す集落をさらにすすむと、
道祖神があったり、仏さまがや石碑が静かに
たたずんでいます。
これは、仏さまと庚申塔です。
背景には雨飾山がみえ、天気の良い日は木漏れ日が気持ちよさそう。
山道に入り、塩の道を往来する人々の目印となったのが
大きな一本杉。杉の大木の根元に大賽の神が祭られています。
ここからは根知谷、雨飾山などの眺望がすばらしいです。
重い荷を運んでのぼってきた旅人は、
この大杉のふもとで小休止、素晴らしい景色を楽しんだのでしょう。
オオザイの神から15分ほど白池方面に歩くと
かつて旅人のためのお茶屋であった日向茶屋跡が。
またしばし歩くと、
白池にでます。
かつて、白池のほとりにはボッカ宿がありましたが、
雪崩によってなくなってしまいました。
ここには、トイレと休憩棟(現在整備中で使えませんが・・・)があります。
塩の道は、大網峠へむけてまだ登りが続きます。
白池や根知谷を眼下に、ブナ林、角間池を通り、大網峠、平岩へと続きます。
今回は曇りのち雨の生憎の天気でしたが、
太陽の出ているときは本当に綺麗な景色に巡り合えます。
車も、時間の節約もいいけれど、
たまには自分の足で歩き、ゆったりとした時間の流れに
身をゆだねるのもいいのではないでしょうか。
歩くからこそ、見えるものがたくさんありますよ。
こんにちは!今日もたいへん気持ちのいい秋晴れでした。
こんな日は外に飛び出したくてうずうずしている石ころです。
さてさて、あす29日から、北海道にて
日本ジオパーク洞爺湖有珠山大会が開催されます!
石ころの一部はすでに洞爺湖へ到着した模様。
洞爺駅
洞爺湖
きっと熱いジオパーキアンの議論が交わされることでしょう。
ところで、気持ちのいい秋、みなさんは何をされますか?
石ころの秋のおすすめの一つは登山です。
登山とはいっても、別に高い山にひィひィ登る必要はありません。
今の時代、便利になったもんで相当高いところまで
車で行くことができるんです。
例えば、知るひとぞ知る雲上の秘湯、紅葉の名所である
「蓮華ジオサイト」
くねくねとした道をひたすらいけば、目の前に拡がるのは
息を飲むほどの美しい山、山、山!!
(上はおととしの10月17日の蓮華からみる五輪山の写真)
紅葉の時期であれば、道中も本当にすンばらし~い景色なんですよ。
感動すること間違いなしです。
ただ、蓮華への道は10月21日(金)15:00に閉鎖予定ですので
それまでに行ってくださいね。
※道路情報はこちら
もし、登山したことがあるならば、下記のイベントへの
参加もおすすめです。
あの栂海新道を切り開いた小野健氏のお話まで聞けます!
※詳細はこちら
コースは、
坂田峠
白鳥山頂上
の往復です。
頂上からの景色は最高ですよ!
こんにちは。今日も暑いですねえ。
糸魚川はすっかり秋空、朝晩は涼しく、夜には秋の虫が
鳴いています。でも、まだまだ日差しは強い^^;
石ころはお盆で摂取過多なカロリーを消費するため、
ちょっと早起きし、糸魚川-静岡構造線塩の道南部にある
「戸倉山」に登ってきました。
雨飾山麓「白池の森」公園に車を停めて出発!
まだ山の影からおひさまが登る5時半スギです。ウッマブシイ
おかげでウルルがまとわりついてきました・・・
舗装された道路を20分ほど歩いて白池のほとりへ。
ここから塩の道を歩きます。
途中、塩の道の道標があります。
もう少し歩くと、森が明るくなり、ふと上を向くとブナ林です。
ここまでくると角間池はすぐです。
角間池でちょっと休憩をして、ここから塩の道ルートからはずれ
頂上ルートを歩きます。
順調に歩いて30分ほどでもう頂上!
低山ながらも眺望は抜群です。
雨飾山、妙高方面は朝日があまりにまぶしすぎたのですが、
北アルプスはきれいに見れました!
いいな~、この景色。(左から小蓮華~旭~雪倉~朝日の山並です)
往復で2時間ほどでこの眺望とは、いいの~
紅葉もきれいそうです。
でも、あまりのアクセスの良さにカロリー消費ならず^^; トホホ
どうも。今日は雨飾山の報告をします。
先日、雨飾山に行ってきました。
もう天然冷蔵庫は残ってませんでした。
登山開始が朝5時すぎ、ゆっくり登り、
山頂は9時半。4時間なのでまあ許容範囲。
頂上付近はガスがかかって何も見えないことが
多いのですが、この日は天気に恵まれました。
山頂もばっちり見えています。
高山植物が色とりどり、あちこちに咲いていて
本当にきれいでした。
山頂のお地蔵様に手を合わせて、ご飯を食べながら
景色を存分に楽しみました。
山頂から笹平をみると、美しい女性の横顔が見れます。
個人的にかの聡明で美しい、越の国の奴奈川姫に思えるのは
石ころだけでしょうか。
糸魚川のまちも一望できました。
…あ、あれはおらんちだわねエ!なんて
姫川って本当に蛇行してるんだなあ
山頂でゆっくりしたあと、もと来た道を戻らずに、
笹平の分岐から金山ルートへおりました。
この頃(10:00)には雲が一気にかかり眺望はなくなりました。
雨飾山でよい景色をみたければ、9時半までに
山頂にいくことをおすすめします。
9時半頃には必ずといってよいほど雲がではじめますカラ。
金山へはいかずに、途中、鋸山への道へ入りますが、
この道、本当にすごい道です。
草刈はしてありますが、入山者が少ないため
笹や雑草が生い茂り、斜度もいっきにあがる
上級者向け登山道に変化します!
鋸への道を軽々歩ければ、どこの山行っても
こわくない、と個人的に思います・・・
ロープ、ハシゴ、岩場、斜度ありのスリリングな
コースですが好きな人にはたまらない道です。
鋸-鬼ヶ面-駒ケ岳のルートも9・10時間コースで
キレットもありの超スリリングなルートですが、
普通の登山道に飽きた方にはよいかもしれません。
(ケガに備えて救急セットと登山届は必須です!)
登山で汗をかきまくったあと入る温泉は格別!
明治時代からある老舗、秘湯の雨飾温泉につかれば
疲れも吹きとびます。おすすめです。
ぜひ、一度といわず何度でも行ってみてください。