おはようございます。
7月も終わろうとしていますが、
梅雨の季節のような天気が続いています。
特に新潟県下越・中越地方では大雨により、土砂崩れや冠水が相次ぎ、
警戒体制が続いています。
そんな天候の中ですが、昨日(7月28日)、
茨城県議会と茨城県庁の皆さん(22名)が、視察のために、
糸魚川ジオパークへお越しになられました。
糸魚川ジオパークの取り組みについて、熱心に聞かれた後、
フォッサマグナミュージアムを見学されました。
糸魚川ブラック焼きそばの取り組みも紹介したところ、
たいへん興味を持たれ、視察の後は、市内のお店でブラック焼きそばを
味わっていかれました。
糸魚川ジオパークへは、全国各地から視察等にお越しに来られてています。
8月も多くの団体から視察の申込みを受けています。
私たちもジオパークを多くの皆さんから知っていただくために、
PRに努めてまいります。
さて、明日から糸魚川の夏の大イベント“おまんた祭り”が始まります。
今日は、お祭りの準備に大忙しです!
どうも。
今日の糸魚川はなんだかすっきりしない天気です。
せっかく自慢の山並もどんよりした雲の中・・・
なんて
憂鬱がちに回りを見渡すとなんだかそわそわしてる・・・
え?なに?
あ、そうか!
もうすぐ“おまんた祭り”ではないですか!!
そう、おまんた祭りとは、知る人ぞ知る糸魚川の夏のイベント。
普段は控え目な糸魚川のまち中は人であふれかえり、
そらあ、もお、熱気でムンムン、老若男女が入り乱れ、 テンションあげないとついてけません
飲めや踊れや大変なもんです!!
そう、そして(ここから宣伝ですよ)
このイベントに、糸魚川世界ジオパークの大スター
ジオまる & ぬーな が登場しますよ!!!
今回は、この大スターと一緒に写真をとったらその場で即写真のプレゼントもあり!
ちょっと気になったあなた。行くしかありません。
糸魚川世界ジオパークの一大イベントを見ずして今年の夏は過ごせません。
ジオまる・ぬーなとの写真撮影は17:30~
大市民流しは19:00~
お待ちしています。
どうも。ベトナムで転がってきた石ころです。
ベトナムのジオパーク「ドンバンカルストプラトージオパーク」を
視察してきたのでその報告を少し・・・(長いので流し読みしてください。)
ここのジオパークは石灰岩地帯で、〇や△の形をした特徴的な石灰岩の山が
まるで中国の絵巻のようにそびえたっています。
(明星山のもっとすごいのが見渡す限り広がってる感じです。)
このジオパーク、ハノイから車でゆられてなんと12時間以上もかかるところにあります。
石灰岩地帯は水が地下に流れてしまい、水の確保が難しく、
しかも土壌もほとんどないため限られた作物=とうもろこししか育ちません。
ドンバンでは水のあるところには棚田が、その他の地域には斜面の下から上まで、
文字通りいたるところにとうもろこしが栽培されていました。
ジオパークの現地説明とか車内説明とか全くない視察だったんですが、
石ころはバンに乗ったスタッフに質問しまくって情報を得ました。
このあたりの人々はトウモロコシを売って現金収入を得ているけれど、
鶏、ヤギを飼い、水牛で田を耕し民俗衣装も植物繊維からつむいで作り、
歩いて月に一回の市場にいって生活必要物品を得ているそうです。
もちろん、水道はないので生活に必要な水は雨水を集めて使います。
立ち寄ったいくつかの情報センターでは、少数民族のみなさんが出迎え、
伝統の踊りを披露してくれました。やっぱり伝統の踊りや服っていい。
(日本人が着物きて、太鼓鳴らして舞楽踊っているのと同じなんでしょうね)
道中見たのは、屈託のない笑顔で手を振る子ども、カゴに薪や収穫物をいっぱいに担いで歩く女性や子ども、田んぼを耕したり水浴びする水牛、玄関先にほされたとうもろこしなどなど、石灰岩地帯深く結びついた人々の暮らしです。
充分な説明もないジオツアーでしたが、現地の人々やその暮らしを垣間見て、「ジオって人なんだ、生活なんだ」って思いました。
パンフレットや看板、施設作る整備もジオの形の一つだけど、
ジオの地域に住む人々の、そのままの人々・暮らしを見れるっていうのも、
そのまんまジオパークなのかも。
ジオはこうあるべきだ、なんて定義はないのかもしれません。