こんにちは。
今日は秋晴れの空がひろがりすがすがしい一日となりました。
そんな中、糸魚川ジオパークガイドのみなさんの
ガイドとしての知識を高めようと、ジオパークガイド研修会
が実施されました。
本日の行き先は、
「今井ジオサイト」です。
今井、今井・・・
実はこの名前、とある方の名前にちなんでいるのです。
その方とは、今井四郎兼平でありまする。
木曽義仲の四天皇の一人で、
今井の地に城をもち、今井一帯は城下町であったことから
「今井」となったらしいです。
さて、この今井ジオサイトの見どころを少し紹介します。
「八幡神社」
西中にある八幡社の境内にはとあるものが二つ。
それは、八ツ路石(ヤツロイシ)の石灯籠。
これは火山灰が固まってできた岩石で正真正銘地元産。
今井の山から切り出されたものです。
つぎは「霊源寺」
このお寺は500年以上もの歴史がありますが、
もともとは今井ではなく小滝地域にあったのではと言われているそうで。
というのも、檀家さんの90%が小滝の方なんだそうです。
ここには、龍がくれた袈裟の昔話も残っており、
その袈裟がなんと残っているそうです。
でも、これは御開帳までみることができません。
そして、この霊源寺にはすばらしい囲炉裏があります。
天井はすすで真っ黒!
しかし、素晴らしい造りです。
途中、虫川の関所によって、不動滝に行きました。
巨木がお出迎えしてくれる不動滝は本当に静か。
滝の音しかしません。
ヒロハカツラの巨木からはお醤油のような匂いがしていました。
ぜひ、いちど今井ジオサイトにお立ちよりください!
9月 082011