10月 072011
 

 こんにちは
 昨日、市内の金融機関が主宰するまちづくり団体「まちづくりサポーターズ」のツアーが実施され、わたくし石ころもご一緒させていただきました。
 この「まちサポ」のツアーは今年3回目。
 市内のいいとこめぐりのツアーで、参加者のほとんどは市内の方ですが、とても好評なツアーです。
 今回は、地元企業の「電気化学工業株式会社」青海工場見学と、青海地域のジオサイトをめぐるツアーです。
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 まずは工場見学。
 市内の方も、なかなか見学できないので、とても貴重な体験です。
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 工場の全景です。
 「電気化学工業株式会社」は地域の資源である石灰岩を利用した、セメント製造業の他、農業肥料や合成ゴム、ウナギの養殖など様々な業種に取り組んでいます。
 本社は東京ですが、青海工場だけでも従業員は1,200人、売上金も700億以上と、名実ともに地域のトップ企業です。
 まずは原石鉱山の見学です。
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 出発の時は大雨でしたが、見学の時には雨はあがりました(^^)
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 見学の目玉は、この200トンのダンプトラック!
 タイヤの直径はなんと約3.6m!1本ウン百万円もするそうです。
 工場内は撮影禁止なので、他の写真は残念ながらありません(^^ゞ
 午後からはジオサイトめぐり。
 まずはジオポイントのひとつ「田海ヶ池」です。
 この池はトンボの楽園で、48種類ものトンボが観察できます。
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 最後は、青海海岸で石ひろい。
 皆さんがんばってヒスイを探しています。
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 残念ながら、この日の収穫はゼロ。
 しかしながら、とても充実した一日でした(^^)


10月 062011
 

秋も深まり、めっきり寒くなりました。
今日も晴れたかと思えば、急に雨が降ったりと
安定しないお天気でした。
兼業農家である我が家ですが、
先日、稲刈りの作業が終了しました。
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◆我が家の稲刈り作業の様子
今、糸魚川市の農業経営支援センターでは、
糸魚川で生産されるお米の販路拡大を図ろうと、
糸魚川ジオパークのマスコットキャラクター
“ジオまる、ぬーな”が描かれたステッカーを米袋に
貼付する運動を展開しています。
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◆農協に出荷する“いといがわ米”
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◆“いといがわ米”のジオパークステッカー
貴重な地質、地形にもたらされる肥沃豊かな土壌やきれいな水などの
ジオパークの恵みを受けた「いといがわ米」。味は最高です。
ぜひ皆さんも「いといがわ米」を一度味わって、みてください。


10月 052011
 

今日はジオパークガイドの研修があり、
塩の道南部 山口~白池 歩いてきました!
その昔、内陸部に塩を運ぶために使われたのが
塩の道です。海側の糸魚川からは海産物や塩が、
内陸部の長野県からはタバコや穀類が運ばれていました。
昔はもちろん車はありませんので、ボッカといわれる
人々が40キロ、50キロもする荷を担ぎ、
歩牛方といわれる牛使いが、何頭もの牛を操り
歩いていた道です。
糸魚川市内から、長野県小谷村、白馬村、大町市に
続いており、随所に往時を偲ぶものが残っています。
この日は、糸魚川市根知の山口集落からスタート、
長野県との境にある白池まであるきました。
シーサイドバレースキー場前に集合、
まずあるのが山口関所跡です。
関所跡の石碑と毘沙門天のお堂があります。
ここから塩の道資料館へと向かう道に曲がると、
おわしますのが白池地蔵様。
しろいけ.JPG
このお地蔵様はもともと白池のほとりにいらしたのですが、
白池のボッカ宿が雪崩で壊滅、集落が消滅したことから
白池から山口の集落に移されました。
白池地蔵様がたたずむ道をすすむと・・・
資料館.JPG
塩の道資料館があります。(入館料400円)
地域の有志によって収集された、
貴重なボッカの資料が展示されています。
建物自体もとても古く、古民家に興味がある方には
とても興味深いものです!
昔ながらの風景を残す集落をさらにすすむと、
道祖神があったり、仏さまがや石碑が静かに
たたずんでいます。
庚申.JPG
これは、仏さまと庚申塔です。
背景には雨飾山がみえ、天気の良い日は木漏れ日が気持ちよさそう。
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山道に入り、塩の道を往来する人々の目印となったのが
大きな一本杉。杉の大木の根元に大賽の神が祭られています。
ここからは根知谷、雨飾山などの眺望がすばらしいです。
重い荷を運んでのぼってきた旅人は、
この大杉のふもとで小休止、素晴らしい景色を楽しんだのでしょう。
オオザイの神から15分ほど白池方面に歩くと
ひなた.jpg
かつて旅人のためのお茶屋であった日向茶屋跡が。
またしばし歩くと、
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白池にでます。
かつて、白池のほとりにはボッカ宿がありましたが、
雪崩によってなくなってしまいました。
ここには、トイレと休憩棟(現在整備中で使えませんが・・・)があります。
塩の道は、大網峠へむけてまだ登りが続きます。
白池や根知谷を眼下に、ブナ林、角間池を通り、大網峠、平岩へと続きます。
今回は曇りのち雨の生憎の天気でしたが、
太陽の出ているときは本当に綺麗な景色に巡り合えます。
車も、時間の節約もいいけれど、
たまには自分の足で歩き、ゆったりとした時間の流れに
身をゆだねるのもいいのではないでしょうか。
歩くからこそ、見えるものがたくさんありますよ。


10月 042011
 

こんにちは。
今日の糸魚川は思いのほか良い天気です。
昨日、雑誌ライターさんの取材があり、訪れた
いくつかのジオサイトの表情をお届します。
昨日、3日は全国的に寒く、糸魚川の山々も雪化粧をしました。
遠く眺める新潟県の最高峰「小蓮華山」、また活火山の焼山周辺は
雪をかぶりました。今年は例年より早い雪です。
日本百名山のひとつ、雨飾山も、猫の耳の片方に
控え目に雪が確認できました。
冬は、本当にすぐそこまできているのですね~
(山に行かれる方は、必ず冬山の装備で行ってください。
こうなれば、いつ山が真っ白けっけになってもおかしくありません)
雨飾.JPG
3日夕方の雨飾山
今井ジオサイトにある、不動滝には巨木がたくさんあるのですが、
そのうちの一つ、ヒロハカエデも部分的に黄葉していました。
全体が黄色になればそれは見事でしょうねえ!
桂.JPG
左に見える滝は糸滝です。
不動滝は最近の雨で水量が増え、ごうごうと流れていました。
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水しぶきの飛沫がなんともいえず幻想的でした。
明星.JPG
こちらは明星山です。
展望台からの写真がよく紹介される明星山ですが、
これも明星山のみせる表情の一つ。
周辺の山はほんのりと色づきがはじまっていました。
高浪.JPG
高浪の池の湖面には周辺の景色が美しく映りこんでいました。
紅葉がすすめばさらに美しい写真がとれそうです。
青海海岸.JPG
秋といえども、もう日本海は冬のような波になっていました。
海辺にたたずむと、石ころがごろごろごろごろと
打ち寄せる波に打ち上げられてはひいていく音がします。
波消ブロックにあたる波は、どーーーんと腹わたに響く
地響きをさせながら豪快にしぶきをあげて飛び散ります。
・・・石拾いに行く場合・・・
周期的に高浪がくるので、石探しの方は
くれーーーーぐれも気をつけてくださいね!
石に夢中になっていると、波があっという間に
波がきてびしょぬれになりますよ・・・


10月 032011
 

 寒くなりましたねー
 全国から初雪の知らせも届いていますが、糸魚川ジオパークの焼山でも雪っぽいものが見えます。
 そんな中、わたくし石ころは今回、北海道で開催された日本ジオパーク洞爺湖大会に参加してきました。
 9月28日から10月2日までの5日間の行程ですが、今回は糸魚川ジオパークのガイドの会や市民の会の皆さんと一緒に新潟から小樽までのカーフェリーでの旅です。
 新潟港を午前10時半に出港。到着は次の日の午前4時半です。なんと、18時間の船旅!
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 途中で見た、船上からの夕日
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 ようやく到着。さすがの小樽も、この時間では観光客の姿は見えません。
 さらにバスに揺れること3時間。ようやく洞爺湖に到着!
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 早めに着いたので、展望台で洞爺湖の眺望を楽しみました。
 大会の中身については、また別の石ころに任せるとして、それ以外の様子をお伝えします(^^ゞ
 会場の隣には「北海道洞爺湖サミット記念館」があり、2008年に開催された洞爺湖サミットでの様子や使用されたものが展示されています。
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 各国首脳が集結!(展示パネルです。)
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 大会期間中に出されたお弁当は、「ジオの恵み ジオパーク弁当」として、北海道の特産品を使ったご当地弁当で、5~6種類の中から選ぶことができます。
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 10月1日のジオツアーは、3つのグループに分かれて洞爺湖有珠山ジオパークを満喫。
 石ころも「藍染め」を体験!きれいな藍染のハンカチがお土産です。
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 最後にサミット記念館の前で記念撮影。
 長い旅でしたが、とても楽しく、充実した大会でした。
 大会での他の内容については、また今度のブログで…(つづく)
 


9月 302011
 

みなさまこんにちは。
全国的に雨との天気予報通り、糸魚川も朝から雨です。
雨に風がともなって、ひどい暴風雨です。
さー本日、まずは第2回日本ジオパークネットワーク洞爺湖有珠山大会の
様子を少しお伝えします。
昨日、29日は、日本ジオパークに新認定された地域の表彰と
取り組み発表がありました。
新認定取組発表 (1).jpg
2011年9月現在、20の日本ジオパークが誕生しています!
糸魚川ジオパークも、各地の事例発表ということで
石ころのチーフが活動を紹介しました。
室長取組発表②.jpg
本日30日の午前は、テーマごとにわかれて情報交換や
話し合いが、今はシンポジウムが開催されています。
シンポジウム開催前には、各地のジオキャラたちが
参加者のみなさんをお出迎えしていたようですよ☆
ジオキャラたち.jpg
ジオまるとぬーなもとっても元気そうですねー
白い服をきた宇宙人みたいなキャラは、
開催地、洞爺湖有珠山ジオパークの”ジオマン”です。
では、ここからは今週末に開催される
第7回 グランフォンド糸魚川」の話題です!
グランフォンド糸魚川とは、
全長120km・上り区間の標高合計が2000mの超ハードなサイクリング!
日本海側屈指のサイクリング専用道路・久比岐自転車道を中心に、
広域農道・林道をつなぎ海と山とを120%満喫できるコースです。
ハードなコースであるにも関わらず、近年は申込受付開始後すぐに
募集人員に達するほどの大人気ぶり。
これも、糸魚川ジオパークの雄大な大自然と、みなさんの
熱いレースをまっているあったか~い糸魚川の人々の
お出迎えのおかげなんではないでしょうか!?
途中途中で用意されている、地元の方々のふるまいも
人気の要素の一つらしいです(^.^)
グランフォンド糸魚川のコースは
マリンドリーム能生をスタートし、
グランフォンド.JPG
整備された海沿いのサイクリングロードを走り、
筒石海岸.JPG
山道に入ると
ひたすらに峠をこえ、峠をこえ、峠をこえ・・・
山道を走り続け、とにかく走り続け
中腹に高倉が.JPG
山からまた海沿いに戻って姫川港を通りすぎ、
姫川港.JPG
マリンドリームにゴール!
糸魚川ジオパークをとにかく、全身で、痛いほどに!
満喫できるコースです。すばらしい。
・・・石ころも挑戦してみたいかも・・・
サイクリングでなくても、徒歩やランニング、お車でも
楽しめますよ~
本当に素晴らしい景色が広がるので
応援にいくだけでも楽しいです(^^)/


9月 292011
 

みなさま、こんにちは。
糸魚川は今日も一日晴天で、海岸の石ころはそろそろ
日焼けもいいかな・・・って気分です。
ちょっとやきすぎちゃったかも
本日から始まった第2回日本ジオパークネットワーク洞爺湖有珠山大会!
入口.JPG
でたよ、でたよ~!
あの方々がァーーーとうとう北海道に上陸しました!
ジオまるぬーな.JPG
挟まれているのは糸魚川市長であります。
・・・ぬーな、早速北海道でおいしいスイーツを食べすぎたのか!?
うらやましい限りです。
会場の様子はまた後日おしらせします☆
ジオまるとぬーなの北海道上陸をお祝いして、
今日は、ジオまるとぬーなのグッズのほんの一部をご紹介します。
まずはこちら。
じおまる色つけ.JPG
ぬーな絵付け.JPG
おお!
これは谷村美術館にて体験できる
ジオまるとぬーなの色つけですな(一体700円)!
色つけ体験なので、真っ白なジオまるとぬーなに色をつけて
命を吹き込むのはあなたです(^v^)
心をこめて色をぬったジオまるとぬーなは、かわいくて
しかたないですよ。
おお、これはまた、どこぞに飾りたくなってしまいます!
ぬいぐるみ.JPG
ジオまるの手作りぬいぐるみです。
大きさは2種類で
大サイズ 一体1,575円
小サイズ 一体 840円  です。
小サイズは頭から出ているひも(!!)がついているので
ちょっと大きめのキーホルダーがわりになります。
吊り下げてもかわいい(^。^)
大きいのは車にのっけている人を見たことありますが、
ぱっと目を引いて、あら、かわいいと思った記憶があります。
そして前にもご紹介した
ストラップ.JPG
根付(一個480円)もおすすめですよ~
ぬいぐるみも根付もフォッサマグナミュージアム
で購入することができます。
根付はマリンドリーム能生などでもご購入いただけます!
他にもたくさんのジオまる・ぬーなグッズがありますので
是非いちどのぞいてみてください(^^)
《関連記事》
知ってますか?ジオパークグッズ!


9月 282011
 

こんにちは!今日もたいへん気持ちのいい秋晴れでした。
こんな日は外に飛び出したくてうずうずしている石ころです。
さてさて、あす29日から、北海道にて
日本ジオパーク洞爺湖有珠山大会が開催されます!
石ころの一部はすでに洞爺湖へ到着した模様。
洞爺駅.jpg
洞爺駅
洞爺湖.jpg
洞爺湖
きっと熱いジオパーキアンの議論が交わされることでしょう。
ところで、気持ちのいい秋、みなさんは何をされますか?
石ころの秋のおすすめの一つは登山です。
登山とはいっても、別に高い山にひィひィ登る必要はありません。
今の時代、便利になったもんで相当高いところまで
車で行くことができるんです。
例えば、知るひとぞ知る雲上の秘湯、紅葉の名所である
「蓮華ジオサイト」
くねくねとした道をひたすらいけば、目の前に拡がるのは
息を飲むほどの美しい山、山、山!!
蓮華温泉から五輪山.jpg
(上はおととしの10月17日の蓮華からみる五輪山の写真)
紅葉の時期であれば、道中も本当にすンばらし~い景色なんですよ。
感動すること間違いなしです。
ただ、蓮華への道は10月21日(金)15:00に閉鎖予定ですので
それまでに行ってくださいね。
※道路情報はこちら
もし、登山したことがあるならば、下記のイベントへの
参加もおすすめです。
あの栂海新道を切り開いた小野健氏のお話まで聞けます!
※詳細はこちら
コースは、
坂田峠
坂田峠.JPG
白鳥山頂上
白鳥小屋.JPG
の往復です。
頂上からの景色は最高ですよ!


9月 272011
 

 今回の台風や豪雨はひどかったですね。
 糸魚川は幸い大きな被害はありませんでしたが、長く続いた豪雨によりジオサイトへのアクセス道路等が被災してしまいました。(詳しいアクセス情報はこちら
 被災されました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
 さて、最近の「ジオまる」と「ぬーな」の出没情報を紹介します。
 9月21日から、秋の交通安全運動が始まり、そのPRに呼ばれました。
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「敬礼!」
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 糸魚川警察署では、このようなカードとジオまるバッジを配布して、交通安全の啓発を行っています。
画像 010.jpg
『ジオまるが倒れた!』
AEDを使った「ぬーな」が、倒れた「ジオまる」を救出!
糸魚川市消防本部で開催した「防災フェア」での「救急寸劇」のひとコマでした(^^)
 このほかにも、JRのPRテレビ出演や、地域の小学校・保育園の行事など、ひっぱりだこです。
 今後の予定は、
【1】北海道洞爺湖有珠山ジオパークで開催される、「第2回日本ジオパーク洞爺湖有珠山大会」。
   いよいよ「ジオまる」も北海道上陸です。
【2】糸魚川のおさかなイベント、道の駅マリンドリーム能生での「豊漁大感謝祭2011」。
   毎年恒例のカニ食べ放題もあります。
【3】10月22日には、ついに「ゆるキャラ」界のメジャーイベント「ゆるキャラまつりin彦根」にも参加!
   「ジオまる」「ぬーな」もとうとうメジャーデビューです!
 秋はイベントがたくさんあるので、まだまだ他にも出没しそうな気配…(^^)
 ぜひ皆さんも「ジオまる」と「ぬーな」に会いに来てください!


9月 262011
 

「国立妙高青少年自然の家」と「糸魚川ジオパーク」の初めてのタイアップ事業である、「大地の秘密探検隊~ヒスイ!化石!、大断層!~」が、糸魚川ジオパークを会場に行われました。
近隣の上越市、妙高市をはじめ、県内外から34人の児童が参加しました。
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大雨の影響で高速道路が通行止めになり、フォッサマグナミュージアムへの到着時間が30分程遅くなるというハプニングがありましたが、子どもたちは、ホールで糸魚川ジオパークについてレクチャーを受けた後、「化石の谷」に飛び出しました。
コケムシ、サンゴ、ウミユリなど、自分で見つけた化石は宝物ですね。
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メンバーの一部は、ミュージアムに展示してある化石やヒスイなどを、目の色を変えて、片っ端からデジカメにおさめていました。途中でバッテリーがなくなってしまったとか。さすがです。
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翌日のスタートはフォッサマグナパークです。下根知農村公園から歩き、枕状溶岩の観察、メノウ探し、糸静線の断層破砕帯の粘土の観察を行いました。
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天気もよく、明星山の大岩壁はいつもにも増して大迫力でした。残念ながらロッククライマーを見ることはできませんでした。
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展望台から遊歩道を歩き、学習護岸へ。石を観察する子、ヒスイの原石に登る子、裸足になり川の中ではしゃぐ子、みんな思い思いの楽しみ方をしていました。
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須沢海岸では、石の標本づくりです。石の種類が豊富な糸魚川ジオパークでは、色、形、模様など、いろいろな石を見つけることができます。みんな資料を見ながら、標本ケースに石を納めていきます。残念ながら、この日は「ヒスイ」は見つかりませんでした。
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弁天岩は、100万年前の海底火山の溶岩と火山灰からできています。曙橋を渡り、岩を登り、灯台付近で岩石の観察と、日本海の眺望を楽しみました。
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最後の見学地は、浜徳合の「砂岩泥岩互層」です。ここは300万年前、深い海底で、50万年間に1,000回程に地震が起きたそうです。1回の地震ごとに、砂の層と泥の層の1セットができ、その繰り返しで400メートルもの厚い地層ができました。それが傾きながらもちあがり、今のようになったとのこと。気が遠くなるような時間の流れですね。
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地層の学習が終わった後も、子どもたちは、持ち帰った石の「鑑定」をしてもらうため、竹之内学芸員を取り囲みます。竹之内学芸員、大変お疲れさまでした。
今回のイベントを通じて、県内外の子どもたちにも、糸魚川ジオパークの楽しさを知ってもらえたのではないでしょうか。かなり専門的なことを知っている子もいて、びっくりしました。やはり、体験学習は楽しいし、子どもたち、一人ひとりの思い出に残ることでしょう。
10月22日(土)には、「糸魚川ジオパーク・まるごと調査隊(焼山ジオサイト編)」を計画しています。現地学習やおもしろい実験を行いますので、早めに申し込みましょう。
詳細はこちら