4月 192012
 

こんにちは!最近寝不足石ころです(*_*) 毎朝目がショボショボ
今日の糸魚川ジオパークはいい天気ですよ!
さて、本日のお題は「ワインとジオの美味しい関係~体験編」。
体験編ですヨ。
以前、ブログでもご紹介した坂本さまの講演会
坂本さま.JPG
ワインとジオの美味しい関係、聞いてきました。
石ころ的解釈で、ずばっと言ってしまえば、
ジオ=大地はワインの味に影響を与えるってことですね。
石灰岩質、泥岩質、砂質、などジオ=大地には様々な種類が
ありますよね。大地から栄養をもらって生きているブドウは、
その大地の特徴をうけるため、ワインも大地によって味が違うわけです。
厳密にいえばジオだけでなく、気候、ブドウの品種など
様々な要因(すべてひっくるめてテロワール)がワインの味を
左右しているのですけどね!
講演会のあとは、「本当に味が違うのか!?」さっそく試飲♪
一つ目は、
石灰岩質のほこりっぽい?すなっぽい土壌で育ったブドウの白ワイン。
「SAINT=BRIS」サン ブリ
フランス、ブルゴーニュワイン(なんか聞いたことある…)です。
sekkiagan.JPG
・・・うむむ!!確かに、なんかあっさりというか、埃っぽいような
気がする
お次は
フランスの
「Alliance 2007」アリアンス
ariannsu.JPG
日当たり良い土壌で、数種類のブドウがブレンドされた華やかなお味とのこと・・・
う~ん、確かにフルーティーな香り!
そして味わいも時間がたつほどに豊かになってくる!?
ちなみに、この白は可愛さとはうらはらに、辛口、しかも12.5%の
アルコール度数。高い…
最後に試したのは、
不思議なブルーがボトルのデザインをエキゾチックにしている
「CARM DOURO」ドウロ
poltgul.JPG
ポルトガルの赤ワインは泥質の土壌でお育ちのブドウだそうです。
確かに確かに、泥のようにマットなお味でございました。
う~ん、ワインとジオって、おもしろい!!!
なにも考えずにへべれけにガンガン飲むのは、ジオパーキアンの
することではありませんな<(`^´)>
よし、これからは、日本酒もワインも、ジオのことを考えながら
味わってのむぞ~!!!!
いや、でも、ほんとに、ブドウの御出身地はお味にでてますヨ(^v^)
ワインを飲む機会があれば、どんなジオで育ったブドウから
できたワインなのか、考えてみるとよりオイシクいただけます☆


4月 182012
 

みなさま、こんにちは!
今日も糸魚川ジオパークは曇りです。しかも肌寒い
さて、本日のお題は
「シルバーなシーボルトコギセル貝」
・・・しいぼるとこぎせる???
説明しましょう!
みなさん、陸貝ときいて何をイメージしますか?
おそらく、でーんでんむーしむしかったつむりー♪のでんでんカタツムリを
想像するかと思います。
しかし、自然界というのは、まだまだ人間の知らないことだらけ。
陸貝は丸いのだけではありません。
キセルのように、細長いのもいるのであります。
シーボルトコギセルとは、その名の通り、
シーボルトさんが発見した、小さな(コ)キセルの形をした
陸にすむ貝なのです。普通本州中部以南に生息する貝です。
この貝が、実はひっそりと弁天岩ジオサイトにいるんです。
hakusan.JPG
弁天岩周辺の海は
海底火山のごつごつした岩によって良い漁場なっており、
その昔は北前船が盛んにいきかい、北前船文化が発達しました。
糸魚川に生息するはずもない、シーボルトコギセル貝を
連れてきたのは、この北前船の船員さんだともいわれ。
シルバーシーボルト糸西2012.4.18.jpg
不思議と、白山神社の周辺にしかいないのは、
船旅の無事を願い、船員さんがこの神社に参拝したからでしょうか。
※シーボルトは糸魚川ジオパークの非常に貴重な遺産、
多くの方にいつまでも見ていただけるよう採らないようにしてくださいね!
写真に撮るか、シルバーなコギセルアクセをお買い上げください♪
今月24日(火)には、白山神社の春季大祭がとりおこなわれます。
chigo.JPG
神社には、地元の人が「コーヒーを飲みならこの水しかね~」といって
汲みにくる、戸隠につながっている龍の水もありますよ。
ryuu.JPG
ぜひぜひ、大地ロマンと不思議にあふれた白山神社へお越しください!


4月 172012
 

みなさま、こんにちは。
石ころです。今日の糸魚川ジオパークは曇り。
せっかくの春なのに、うららかな日の光を浴びたいもんです(-_-)
さて、あす18日は何があるかご存じですか!?
これです。↓
oshirasebann.JPG
注目いただきたいのは18:20~の講演会
「ワインとジオの美味しい関係」。
なぜ、ワインとジオが美味しい関係にあるのか!?
そのヒントはこれ↓。
zio.JPG
・・・大地です!ジオです!!ますますわから~ん!!??
講演を聞いたあと、何種類ものワインを飲みたくなること間違いなし。
なお、講師の坂本さんは、実家が岐阜県高山市の
有限会社坂本酒店。
根知の地質調査にも参加したこともあるそうです。
みなさん、あす18日18:20にヒスイ王国館に集合ですよ(^^ゞ
ワインとジオの美味しい関係を知ってしまいましょ!?


4月 102012
 

みなさま、こんにちは!
今日の糸魚川ジオパークは大変良い御日和でございます。
まさしく「糸魚川けんか祭り」にふさわしい春の陽気となりました!
糸魚川けんか祭りはみこしのぶつかり合いが
みごたえたっぷり、糸魚川ジオパークに春の訪れを告げる
一大イベントなのであります。
これまでにない大・大・大雪に見舞われ、
つい最近まで雪が降っていたせいもあって
いつもならば、祭りに彩を添えてくれる桜はまだ蕾状態・・・
桜はまだ.JPG
しかし、祭りも桜もそっちのけ!でちびっこ達は
出店のチョコバナナやリンゴ飴などに群がっていました。ウマそうでした…
今も昔も、ちびっこ達の目当ては同じですナ(*^_^*)
境内に入ると、屋台に負けずその存在が光っていたのが・・・
本物のレディ.JPG
糸魚川ジオパーク&観光ブース。
左端に写っているのは、ヒスイレディです☆
暖かい陽気に誘われ、昼休みの時間もあいまって
なかなか多くの観客で賑わっていました。
それなりの観客.JPG
押上区・寺町区の若衆が担ぐ、一の神輿と二の神輿の2基の神輿が
そ~れそれとやってきて
ミコシがきたぞ.JPG
五穀豊穣を祈ってぶつかり、もみ合い、
けんかだー.JPG
最後は、お互い決められた位置から走り出し、勝敗を決めます。
そのころ、昼休みが終わってタイムアウト!
結果はどうなったのかな~
ぶつかり合いの後は、国の重要無形民俗文化財の一つに指定されている
舞楽が奉納されているハズ。
いやー、しかし、天気でよかったよかった(^v^)


3月 302012
 

 こんにちは、石ころです。
 今日の糸魚川はとても暖かく、外でもコートがいらないくらい。暑いっ!
 でも、週末には雪だるまの予報も…
 また寒くなりそうです。
 でも来週からはいよいよ4月!
 糸魚川ジオパークもどんどん動き出す季節になってきました。
 外へ出て耳を澄ますと、石ころの事務室(?)の近所から、太鼓の音色が聞こえてきます。
 そう、春のお祭に向けた練習が始まりました。
 その太鼓の招待は、4月10日(火)に行われる「糸魚川けんか祭り
1.JPG
3.JPG
 五穀豊穣を祈って、みこしをぶつけ合う奇祭です。
 ケンカが終わると、稚児が舞う舞楽も奉納されます。
 そして、4月15日(日)には「日光寺けんか祭り」が行われます。
2.JPG
 こちらも五穀豊穣を祈って、みこしをぶつけ合うお祭です。
 同じみこしのケンカですが、こちらはみこしを地面に置いて、おもいっきりぶつかりあいます。
 『ガシャーン』という音とともに、みこしの部品が飛んだり、かつぎ棒が折れたりと、激しいお祭りです。
 いずれも糸魚川ジオパークを代表するお祭です。
 ぜひ間近でご覧になってください。


3月 262012
 

みなさま、こんにちは!
全国的に冷え込んだ週末は、糸魚川ジオパークでも
寒い土・日となりました(>_<) 石ころの住まい周辺では、土曜日は朝起きたら雪、 日曜日も朝起きたら雪でふぶいており、 今朝も朝起きたらまたまた雪!! その勢いもスゴイ・・・一体どれだけ降るのでしょう… いつまでたっても雪が消えません。 さてさて、そんな冬本番かと思える週末、 われらが糸魚川ジオパークの情報発信基地である フォッサマグナミュージアムの入館者が24日で ☆100万人達成☆です(^O^)/
2012.3.25糸西FMM100万人.jpg
今年の、ほんとに、ほんとの大雪の影響で
みなさまの出足も鈍っていたのですが、
100万人達成おめでとー!ますます良い展示にしていかねばです。
これを記念して、無料!記念講演会がありますよ~
しかも、4月1日からフォッサマグナミュージアムは毎日開館(冬季除く)!
4月8日のお昼はぜひぜひフォッサマグナミューアムへおでかけを!
みなさまのご来館お待ちしております(^v^)


3月 232012
 

みなさん、こんにちは!
本日の糸魚川ジオパークは生憎の雨。
これで雪解けも進むんでしょうか。
山間部にはまだまだ雪が残っているので、一気に
雪が溶けて災害にならないか心配です(>_<) さて、タイトル通り、今週末の糸魚川ジオパークは イベントがかなり盛り沢山です! よりどりみどりなので、気になるものをチェックして ぜひお出かけくださいませ☆ ◆3/24~25の2日間限定!青海自然史博物館無料開館!!
糸魚川ジオパークの中の、特に青海地域(西側の地域)の
展示が充実した博物館です!
地元産の鉱物、岩石、化石などは見ごたえあります。
お時間は9時~16時30分です☆
青海自然史博物館が併設されている青海総合文化会館(きらら青海)では
糸魚川市文化協会フェスティバルも開催されます!
ジオパークの展示あり、舞台発表あり、オープンカフェもあり
体験コーナーまで・・・その他もろもろたくさんあって
どれを見ようか迷いそうです。
img-323133352-0001.jpg
このフェスティバルも24・25日の二日間ありますよ!
いやいや、わたしはアウトドア派ですよ。という方にはこちら。
◆3/24~25焼山山麓ヘリスキーツアー
冬シーズンが終わったなんて、冗談でしょ!?
雪山はまだまだこれからですよ~という方、ぜひ行きましょう。
糸魚川ジオパークの大自然を満喫するしかありません。
(詳細はリンクされたHPをご覧ください<(_ _)>事前予約が必要です)
おらー寒いところは嫌いだけん、ヘリに乗りたい!
という方には、ありますよ、ヘリコプター遊覧!
◆3/25焼山ジオサイトヘリコプター遊覧
1名(1回につき)5,000円で、迫力ある焼山を空から
見てみませんか?
焼山温泉駐車場が集合場所となっております。
ああーそして、まだイベントがあるんですよ!(^^)!
日本海大漁 浜汁まつり2012
マリンドリーム能生の特設会場にて、
なんとカニ汁・つみれ汁が一杯100円!
安い鮮魚を競り落とせ!鮮魚せり市
30分1,500円でおかわり自由なカニ食べ放題
日本海の幸を食いつくセ!浜焼・おにぎり販売・網焼きコーナー
あの話題のB級グルメ、ブラック焼きそば販売
などなど、ありすぎて書ききれないくらい盛り沢山!ゼイゼイ
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どのイベントをのぞいてみるかはアナタ次第。
詳細については、各イベントページにアクセスしてみてくださいね(^^ゞ
盛り沢山すぎて、分身しないとすべてにいけな~い!


3月 222012
 

こんにちは、石ころです。
今日は、3月23日まで糸魚川信用組合梶屋敷支店内の
ロビーで開催されている「いくみ保育園年長さん作品展」を紹介します。
今春卒園を迎えるいくみ保育園9名の皆さんが、
糸魚川ジオパークのマスコットキャラクターの
「ジオまる」「ぬーな」を題材に
クレヨンや絵の具を使って上手に描かれた「絵」が展示されています。
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3月24日が卒園式。4月から一年生になる皆さんですが、
小学校へ行っても、“ジオまる”と“ぬーな”を忘れずに
よろしくお願いしますね。
もう一つ、“ぬーな”の話題をお知らせします。
現在、糸魚川市役所本庁舎1階の会計課の銀行派出所前に
巨大な“ぬーな”が展示されています。
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※小さいのが通常の“ぬーな”です。
これは、前にもご紹介したペーパークラフトの“ぬーな”を
改良したもので、通常は高さ20cmのものが1m近くに変身しています。
どうやら会計課の職員が自宅で作成したものを寄贈してくれたようです。
これには、石ころもたいへん感謝しております。
ぜひ、「ぬーな」独りではさびしいので、
今後は巨大な「ジオまる」の誕生も石ころは期待しています!
(勝手なことを言う石ころでした。ではまた。)


3月 192012
 

 こんにちは、石ころです。
 今朝は寒いな~と思って起きたら、外は雪!
 家のまわりでは、5センチくらい積もりました。
 昨日、糸魚川市新町地区で伝統的な民俗芸能「新町翁舞式(あらまちおきなまいしき)」が奉納されました。
 この舞楽は、江戸時代中期ごろから行われていたと言われ、お面や装束などの道具も一緒に引き継がれてきており、糸魚川市の民俗文化財に指定されています。
 特に変わっているのは、公演する日を特に定めておらず、国家の慶祝事や地区の祝賀等で行われるもので、今までも愛子内親王誕生記念(平成13年)や新糸魚川市の誕生記念(平成17年)などのお祝い事の際に演じられてきました。
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 今回は、東日本大震災から1年ということで、その復興を祈念するということで、公演が行われました。
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※地域のタブロイド紙「糸西タイムス」でも掲載されました。
 いつ公演があるか分からない伝統行事を、地区の保存会の皆さんが守り続けています。
 こういった伝統文化も糸魚川ジオパークの魅力のひとつ!
 いつまでも守り続けていきたいものですね。


3月 092012
 

こんにちは!
今日の糸魚川ジオパークにはシトシト雨が降っております。
予報では、雪にかわるらしい・・・
市街地ではみぞれ、でも、ちょっと山に行けば確実に雪ですね(‘_’)
さてさて、昨日、青海地域でマイコミ平のガイド研修がありました。
マイコミ平は、雨で石灰岩がとかされてできた自然のアナぼこがたくさんある場所です。
大小様々な穴があって、中には深さが500mにも及ぶタテ型の洞窟がいくつもある、いわば秘境です。
安全上の問題等々から、現在は原則、学術目的でかつ専門のガイドをつけないと入ることができません。
今回は、その専門のガイドさんの勉強会でした。
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マイコミ平の地形を知りつくした地元の大先生方に、
地形の特徴や、そこに住む貴重な動植物の話を聞きました。
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糸魚川ジオパークには、たくさんの貴重な“場所”があるだけでなく、
その場所特有の動植物が驚くほどたくさんいるのね、と
あらためてびっくりしました。
渡りの季節には、オジロワシ(北海道にいます)も観察できるらしいです。
マイコミ平の生物ということで、猛禽類、両生類、哺乳類、昆虫と実に様々な生き物を
紹介してもらいました。
地球上の生き物はすべて、大地の上に生きています。
その大地の特徴は、そのまま生き物の暮らしや特徴に反映されているのですねえ。
人間の暮らしや文化もしかりです。
ジオパークは、大地だけではなく、その上に生きる生物(人間含む)、
歴史、文化、もすべて含まれるという真髄が、その辺りにあるのではないでしょうか?
たまには石ころ、まじめです(^v^)