こんにちは。石ころです。
今日の糸魚川ジオパークは晴れて暑いです。
さて、ジオサイト紹介の第2弾は、市振ジオサイトです。
このジオサイトの特徴は、旧北陸道の宿場町としての名残が見られることです。
その一つが市指定文化財である「海道の松」です。市振宿の目印になっていたそうです。
江戸時代には、関所もおかれていました。現在は小学校の敷地となっています。
弘法大師に関する伝説もあり、水不足に苦しむ人々を救ったとされる井戸が残っています。
奥の細道との関係を示す史跡も残っています。松尾芭蕉が句を詠んだと伝えられる宿が
あった場所には、木柱がたっており、
句を記した石碑は、長圓寺の境内にあります。
能楽「山姥」で有名な山姥伝説が残る上路地区は、市振駅から約8キロのところにあり、
白鳥山中腹には、山姥の住まいと伝わる山姥洞があります。
道の駅「市振の宿」では、東日本と西日本で味付けの異なるカップ麺を購入することができます。
歴史と東西の違いを楽しむことができるジオサイトです。