こんにちは石ころです。
約1年ぶりの更新となってしまいました。ご無沙汰しておりまして申し訳ございません。
さて、ジオサイト紹介の第3弾は、親不知ジオサイトです。
このジオサイトの特徴は、断崖絶壁の雄大な景色が楽しめることです。
この場所は古くから交通の難所で、旅人は苦労して波打ち際を通っていたそうですが、
明治時代に初めて道路が作られました。今はこの道路はコミュニティロードとして遊歩道に
なっています。
コミュニティロードの途中の岸壁に「矢如砥如」と刻まれています。意味は「砥石のように
平らで、矢のようにまっすぐ」ということです。これは、当時の人たちが道路ができた
喜びと苦労の気持ちを表わしたものです。
コミュニティロードの展望台からは、北陸自動車道、国道8号線、海岸沿いの道の三世代の道路が
通っている景色を見ることができます。
コミュニティロード東側入口の駐車場からは、波打ち際まで降りることができます。
途中には旧北陸線のトンネルがあります。現在はイベント時以外は立入禁止となっています。
さらに下ると波打ち際に到着です。ここでもさまざまな石を見つけることができます。
もしかしたらヒスイも見つかるかも。
コミュニティロード入口から車で5分ほど東に走ると道の駅「親不知ピアパーク」があります。
おさかなセンターでは新鮮な鮮魚が並べられており、幻の親不知モズクも買うことができます(無い時もあります)。
レストラン「漁火」にはジオ丼もメニューにあります。
翡翠ふるさと館の巨大ヒスイ原石は必見です。国指定天然記念物です。
雄大な景色と歴史を感じることのできるジオサイトです。