8月 062015
 

こんにちは。石ころです。ここ数日糸魚川ジオパークは夏らしい晴天です。

さて、ジオサイト紹介第5弾は、青海海岸ジオサイトです。
このジオサイトの特徴は、海岸で様々な種類の石に出会うことができ、それを活用した様子を見ることができることです。

姫川と青海川に挟まれたこの地域は、上流の地質の違いから多種多様な石が海岸に運ばれてきます。
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運がよければ、ヒスイに出会えるかもしれません。
石ころ

海岸は石ころだけではなく水もきれいなので、海水浴にも最適です。奴奈川姫像が目印のラベンダービーチと、須沢臨海公園の2か所があります。
須沢臨海公園の詳細は糸魚川市ホームページをご覧ください。http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=4071
ラベンダービーチ

青海総合文化会館前には、巨大なヒスイ原石が展示されています。これは、保護のため青海川ヒスイ峡から移設されたものです。
ヒスイ原石

敷地内には、様々な種類の石を展示した岩石庭園もあります。学習に最適な場所です。
岩石庭園

ヒスイが縄文時代から利用されていたことを示す遺跡が、寺地(てらじ)遺跡です。この遺跡では主に縄文時代中期から後期にかけてヒスイの加工が行われていたことが、調査によりわかりました。現在遺跡公園として整備されており、使用目的が謎の巨大木柱も復元されています。
寺地遺跡

江戸時代から受け継がれてきた伝統文化も残っています。国の重要無形民俗文化財の「青海の竹のからかい」です。毎年1月15日に行われる小正月行事で、2本の竹を東西に分かれて引き合う奇祭です。
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地域内にある田海ヶ池は水質良好で、平成10年の調査で48種類ものトンボが確認されました。この環境を守るため、保護活動が行われています。
田海ヶ池

ジオパークにおける歴史、文化、地質、環境と様々な一面を見ることができるジオサイトです。