8月 232012
 

こんにちは。糸魚川ジオパークも連日の猛暑です。
週間予報を見ても、しばらく30度を超える日が続くようです。
そんな暑さの中、気温に関する話題を…。
日本の最高気温は「40.9℃」。
これは、2007(平成19)年8月16日に、埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で記録されました。その後も両市は、暑い市としてよく知られています。
最高気温.jpg
また、最低気温は「-41.0℃」。
1902(明治35)年1月25日に、北海道旭川市で記録されており、1位から5位には、北海道の地域と富士山頂が入っています。
最低気温.jpg
さて、ここまでは一般的な話ですが、最低気温には、もうひとつの記録があります。
それは、「最低気温の上位記録」。簡単に言うと、一日の中での最低気温が一番高かったという記録です。
その記録を持っているのがなんと糸魚川市。
夜になっても、最低気温が「30.8℃」までしか下がらず、これが、日本の最低気温の一番高かった記録になっているそうです。1990(平成2)年8月22日にアメダスで記録されました。皆さん、ご存知でしたか?
最低気温の最高記録.jpg
1位から5位は、すべて日本海側の都市で、いずれもフェーン現象によるものと思われます。糸魚川ジオパークの地形が、こんな珍記録を生み出していたとは驚きです。
もうひとつの驚きが、この気温が記録された日である1990(平成2)年8月22日。
号外.jpg
19年後の2009(平成21)年8月22日、糸魚川ジオパークが、日本で初めて世界ジオパークに認定されました。すごい偶然だと思いませんか?


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