11月 252011
 

みなさま、こんにちは。
今日の糸魚川は、昨日に引き続き暴風雨で
大変さむうございます・・・石ころ、凍える。
さて、今日の午後、市民会館にて、
「糸魚川ジオパーク学習交流会2011」がありました。
一体何かというと、ジオパークの地「糸魚川」について
学んだことを発表し、学校や世代を超えて交流しよう
という交流会です。
プログラム表紙.jpg
小学校、中学校あわせて16団体がその学習成果を披露してくれました。
zentai.JPG
会場には元気な子供たちの声が響きわたり、
・糸魚川のお宝
・学校周辺のお宝
・地域の民話
・自然を守るために などなど
実に様々なテーマにわたって、ふるさと糸魚川に
ついて学んだこと、そしてふるさと糸魚川のよさを
知った、再確認した、と報告してくれました(^O^)
ichiburi.JPG
中には、本格的な劇をしてくれた学校もあり、
もう、石ころは小中学生の才能に関心しきりでした。
すばらしい!
少年少女時代に、ふるさとのことを知って、
親やじいちゃんばあちゃん世代も巻き込んで
糸魚川ってすいごいんだねえ、と感じてくれたら
それでもうOK!そんな経験を披露してくれた学習会でした。
しかし、子どもたちの才能って無限大ですね!
その才能を生かせる場を、もっともっと
糸魚川ジオパークが提供していければな。
石ころ、がんばろう。
☆おまけ☆
HK.JPG
特別ゲストとして、香港ジオパーク派遣組も
香港で現地の子と交流時に発表したプレゼン
を披露してくれました。
小学生のみんなにかっこよくうっつたかな?


11月 242011
 

 今週末、11月26日(土)、27日(日)、朱鷺メッセにおいて、
新潟県内のご当地グルメ・特産品・スイーツが大集合する
新潟うまさぎっしり博2011」が開催されます。
チラシ表.jpg
チラシ裏.jpg
 糸魚川市からは、もちろん“糸魚川ブラック焼きそば”が出場します。
 みなさんも既にご存じですが、中華麺と県産のイカにイカ墨を
加えて作る、ジオパークの恵みを存分に生かした焼きそばです。
1.月徳飯店.jpg
 今回のイベントでは、順位付けなどはありませんが、
多くの皆さんから味わっていただこうと、
イベントに参加する糸魚川うまいもん会、応麺隊の皆さん、
かなり気合いが入っており、当日の準備で大忙しのようです。
 
番長.jpg
 当日は、イメージキャラクターの“ブラック番長”も参戦し、
ブラック焼きそばのブースを盛り上げてくれるそうです。
 近隣の上越市からはホワイト焼きそば、
妙高市からはレッド焼きそばも出場することになり、
各焼きそばのライバル同士、火花が散っています。
 この焼きそばの取り組みやイベントを通じて、
お互い切磋琢磨し、糸魚川ジオパークだけでなく、
上越地域全体で盛り上がっていければと思います。
 みなさん、ぜひこの週末は、朱鷺メッセに脚を運んでいただき、
“ご当地グルメ”をお召し上がりください。
もちろん“糸魚川ブラック焼きそば”も忘れずご賞味ください。


11月 222011
 

みなさま、こんにちは。
昨日の糸魚川は冷え込んで、うっすら白くなった場所も
あったというのに、今日は予想していなかった良い天気!
青空が広がりました!
そんな中、二日間にわたって鳥取市のガイド団体の
代表の方々と、糸魚川ジオパークガイドの会が交流する、
大変素晴らしい出来事がありましたので、お知らせ(^v^)
鳥取市は、山陰海岸ジオパークを構成している市の一つ。
昨日はひどく寒い雨風の中、10時間ほど!かけて
鳥取市からおいでになりました。
到着されてすぐ、休む暇なしで会場にご案内して
意見交換会を開始です。
ここで意味なく一句。
「石ころは かたすぎなのか 鬼教官」
意見交換.JPG
なんせ、初めてお会いするわけですから、
両サイド、緊張気味・・・(>_<) か、カタイ
一言づつ自己紹介をいただいて、ちょっとリラックス。
そのあと、それぞれのガイド団体の特徴や活動内容等を
手短に発表いただきました。
糸魚川市と鳥取市のガイド団体の大きな違いは
・糸魚川市は1市2ガイド団体 に対し
・鳥取市は1市に10以上の複数ガイド団体 ということでしょうか。
それぞれの団体が、地元に密着して、それぞれの特徴を
生かして活動されているようです。
うむ、勉強になりました。
二日目の22日は現地へご案内。
もちろん、糸魚川ガイドがすべてご案内ですよ。
飛行機.JPG
予想しなかった天気の良さにみんな大喜び!
(写真の左にある白い点は、ゴミでなく飛行機です!)
でも、でも、外気温は3度前後ですごく寒かったんです~(+_+)
石ころは石ころなだけに(体温調節不可能)随まで冷えた・・・
小滝見学.JPG
小滝川ヒスイ峡を見学して、帰りには
美しい焼山にもであいました!
焼山.JPG
荘厳だ~!!!雪山って、いい!!
フォッサマグナミュージアムを案内後は
あわただしく鳥取への帰路につかれたのでした。
集合.JPG
鳥取市のガイドのみなさま、本当にありがとうございました。
よい交流&情報交換ができて、糸魚川ジオパークのガイドも
パワーアップへの良い刺激になりました<(_ _)>
おまけ。
雪.JPG
高浪の池周辺の道路には雪が積もっていました。
来月はスキーできるかな?


11月 212011
 

 大変、寒くなってきました。
 今朝、市街地にも“あられ”が降り積り、
車のフロントガラスが白くなってしまいました。
 日中は雨が降り続き、雨の影響で高速道路も一部、通行止めになっています。
 糸魚川ジオパークの境にさまざまな東西の文化、生活様式などの
境界になっていることをパンフレット、ホームページなどで
ご紹介させていただいておりますが、カップ麺にも東日本バージョン、
西日本バージョンがあることをご存じでしょうか。
img-Y21164616-0001.jpg
 富山県との県境にある「道の駅 越後市振の関」には、この東西のカップ麺が販売されています。
 通常、新潟県(糸魚川ジオパーク)側が、鰹だしの東日本バージョン、
富山側が、昆布だしの西日本バージョンが販売されています。
市振の関02.JPG
※道の駅 越後市振の関。売店と食堂が設置されています。
 宝くじも販売され、過去に大当たりもあったとか・・・?
市振の関01.JPG
※売店のカップ麺コーナー
市振の関03.JPG
※隣りの玉ノ木情報ターミナル2階には、ジオパークを紹介するコーナーもあります。
 さて先日、ドライブで富山県滑川市のショッピングセンターに
行った際、なんとここにも“東”“西”と堂々と表示された
カップ麺が並んでいました。
 
東西どん兵衛.JPG
 どうやら、現在、東西の食べ比べ人気投票が実施されているようです。
 詳しくは、製造元のホームページをご覧ください。
 
 皆さんも機会がありましたら、ぜひ食べ比べてください。
 夕方になって、ますます寒くなってきました。
 個人的には、カップ麺より、今夜は熱々の鍋が恋しくなってきました。
 では、皆さんも風邪にはお気をつけてください。


11月 182011
 

みなさまこんにちは。石ころです。
今日はそれほど寒くなく、ひび割れの進行も
ちょっとましになりました。
さて、今日は昨日に引き続き、民話を一つご紹介。
いきましたのは~これまた能生地区の光栄寺というお寺。
光栄寺.JPG
この光栄寺は、お東さん(東本願寺)を真似て作った
お東さんのミニチュア(!?)ともいうべきお寺。
贅沢に総ケヤキ造りです。
keyaki.JPG
能生の周辺には、北前船で大金持ちになった方がいて、
その一つが岡本家だそうです。
その岡本家に伝わる話。
岡本の家には生まれたばかりの女の子がおって、
夫婦はそれはそれは大切に育てていたおったと。
ある日のこと、外がなんともいえずいい天気で
子守り娘は赤ん坊をつれて海へ歩いていったと。
大きな岩の上から、すいすい泳ぐ魚を見せようとしたところ、
岩の上ですべって、背負っていた赤子もろとも
海の中に落ちてしんでしまったとね。
なげき悲しんだ岡本家、我が子と子守り娘の供養をしたいと
考えていた折り、光栄寺が火災にあって
再建の見通しがたたずこまっていたとさ。
そこで、住職か岡本家に相談にいったところ、
岡本家も何か供養をしたいと思っていたので
岡本の主人は快く再建を引きうけ、
50年の歳月をかけて今の光栄寺が再建されたんだと。
これほど立派な寺を、岡本家の財力だけで
建てたのかと思うとクラクラときました。
帰りにはマリンドリームによって、
ジオのめぐみ、海産物をみて
tanakagennge.JPG
帰路についたのでした。
民話っておもしろいですね。
その土地のことを語ってくれるとても
重要なものだと思います。
もっと糸魚川ジオパークの民話を知りたい!という方は
是非こちらにアクセスしてみてください。


11月 172011
 

今日はとっても良い天気でした!
そんな中、まちづくりサポーターズ、糸魚川ジオパーク協議会共催の
ジオツアーにでかけてきました。
行先は、権現岳ジオサイト。
このサイトは、旧能生町にあり、たくさんの民話が残っている
ところなんだそうです。
まずむかったのは、「敬念寺」。
入口ではきれいに色づいたイチョウがお出迎えしてくれました。
icyou.JPG
急な階段をヒーコラいいながら登り切ると・・・
kaidan.JPG
境内左脇に大きな石がおいてあります。
実はこれ、いわくつきの石らしく・・・
化け石 (4).JPG
名前もおどろおどろしく「化け石」というのだそうな。
むかし、むか~し
寺の広い庭の南がわに大きなつばきの木が一本あって
その木の下には、でっかい石があったそうな
夕方になってあたりが暗くなると、
暗闇に横たわる石が、なんとも恐ろしく
おばあさんのお化けがでて村人を困らせていたそうな
たいそう困った村人は、相談の結果石をわってしまえ、
ということに・・・
さて、いよいよその大きな化け石にくさびを
思いきり打ち込むと、ぎゃ~~~~という叫び声と
ともに真っ赤な血が流れ出て、それ以来、おばあさんお化けは
でなくなったそうな・・・
kusabi.JPG
・・・じゃったそうな
民話っておもしろいですね
お次は、権現岳のふもとの雪崩防護柵や万年雪を見学し、
営業前のシャルマン火打スキー場で、景色を堪能。
gongen.JPG
ちょっと雪がかかっている権現岳。
今日はあたたかくて、だいぶ雪もとけた模様。
この権現岳は今も昔も信仰の山で、
その山壁には、雪が滑り降りたいくつもの筋が残っています。
ginnnam.JPG
秋も深まりすぎて、もう終わりかな。
ギンナンがなんともいえずかぐわしい匂いを放っていました(*^_^*)


11月 162011
 

 こんにちは。石ころです。
 しばらく雨続きの糸魚川でしたが、今日は午後から快晴!
1.JPG
 きれいな青空が広がっています。
 でも、寒い。
 でもって、山を見ると、白い!
2.JPG
3.JPG
 糸魚川の山々も、いよいよ雪化粧です。
 こうなると、楽しみなのはウインタースポーツ!
 糸魚川ジオパークの石ころたちも大好きなスキー、スノーボードのシーズンです。
4.jpg
 糸魚川にある2つのスキー場でも、現在シーズン券の割引販売を行っています。
 ★糸魚川シーサイドバレースキー場
 ☆シャルマン火打スキー場
 アウトドアブランド「モンベルmont・bell」の会員の方には、お得な割引もあります!
 冬の糸魚川にもぜひ足を運んでください(^^)


11月 152011
 

 こんにちは。石ころです。
 全国的に寒くなっているようですが、糸魚川もさむ~い。
 山の方では、そろそろ初雪の声も聞こえてきそうです。
 糸魚川ジオパークのジオサイトも冬支度を始めました。
 13日(日)に「月不見の池ジオサイト」で清掃、冬囲いが行われました。
0.JPG
1.jpg
2.JPG
 地元の観光協会や地域住民の方など、多くの方がボランティアで参加されていました。
 ここ「月不見の池」は、春になると月が見えなくなるほどの藤の花が咲くことで、この名前がつけられたと言われています。
 藤の花のシーズンは、観光客でいっぱいです。
3.JPG
 しかし、この時期は観光客も少なく、ひっそりとしています。
4.JPG
5.JPG
 新潟県の「森林浴の森百選」にも選ばれており、池の周りには遊歩道もあります。
 また、近くには88の石仏を見て回る「八十八カ所めぐり」もあり、緑の中を散策するにはいいですよ(^^)
 雪が来るのももうすぐですが、晩秋の月不見の池散策はいかがですか。


11月 142011
 

今日は、午後から激しい雨が降り、ゴロゴロと雷が鳴り響いています。
とうとう週間予報に雪だるまのマークが登場しました。
今回は、各事業所、団体の皆さんのジオパークへの貢献活動を紹介させていだきます。
まず最初は、新潟県糸魚川地域振興局地域整備部の皆さんの活動です。
昨年、ジオサイトへ分かりやすく案内、誘導するため、
県道沿いのデリネーターポール(視線誘導標)に
ジオサイトを案内するシールを貼っていただきました。
IMG_3250.jpg
※迷うことなく安心して小滝川ヒスイ峡、高浪の池へアクセスできます。
今年は、来訪者をおもてなしするような道路にしたいと
県道沿いの草刈り作業を26名の皆さんで実施していただきました。
PA270124.JPG
※出発の際の記念撮影
今回の草刈り作業に合わせて、糸魚川ジオパークの
ロゴマークが入ったオリジナルベストも作成。
自分たちが管理する道路施設ではありますが、
組織ぐるみで糸魚川ジオパークに貢献したいという気持ちにはたいへん頭が下がります。
PA270169.JPG
※特注で作成したオリジナルベスト
PA270151.JPG
この活動の様子は糸魚川地域振興局のホームページでも紹介されています。
続いては、糸魚川信用組合さんの貢献活動です。
糸信さんは、夏の暑い中、47名の皆さんで
埋もれる縄文時代の大集落“長者ケ原遺跡公園”の草刈り作業を
実施していただきました。
画像 107.jpg
画像 105.jpg
※カマや草刈り機も職員の皆さんからご用意していただきました。
この活動の他には、糸魚川信用組合は、まちづくり推進室を設置され、
独自に市民を対象にしたジオサイト巡りを開催したり、
市民の有志によるまちづくりサポーターズを組織され、
糸魚川ジオパークに対して、
数々のご提言をいただいております。
昨年も別のジオサイトの草刈りを実施していただきました。
年々施設管理費が減少する中、
草刈りには大変苦慮している我々です。
本当に助かっております。
最後は、糸魚川ジオパークの大応援団、
糸魚川ジオパーク市民の会の皆さんも
2年続けて、貴重な史跡を保存しようと
橋立金山ジオサイトの鉱山跡の現地学習会と
草刈り作業を実施していただきました。
P6300094.JPG
※現地で青空学習会も開催。橋立金山の歴史を学びました。
その他にも、ジオパークに認定される以前から、
道路沿いの清掃活動を実施していただいている
企業・団体も多数あります。
このような活動がどんどん広がり、
お客様を迎える体制が築いていければと思います。
ご協力いただいた企業の皆さん、
たいへんありがとうございました。


11月 112011
 

 こんにちは。石ころです。
 先週の5日(土)に、「第9回相馬御風顕彰ふるさと俳句大会」が開催されました。
 相馬御風(そうまぎょふう)は糸魚川の産んだ文人で、早稲田大学の校歌「都の西北」の作詞などで知られています。
 (詳しくはこちらをご覧ください→糸魚川市歴史民俗資料館HP
 その御風の功績をたたえて、俳句大会を開催しました。
1.jpg
2.jpg
 今回は、糸魚川ジオパークにまつわる自然や暮らしを詠んだものを対象として作品を募集しました。
 また、審査員として、日本ジオパーク委員会委員長の尾池和夫先生に、選者としておいでいただきました。
3.jpg
尾池先生は氷室俳句会副主宰という顔もあり、俳句にも造詣が深いとのことです。
4.jpg
 会場ではバタバタ茶もふるまわれました。
 また、尾池先生の来市にあわせて、地元の俳句会が「糸魚川ジオ俳句吟行会」を行いました。
5.jpg
 ※写真「糸西タイムス」提供
 尾池先生の提唱する「ジオハイク」(「俳句」とハイキングの「ハイク」を兼ねた造語)で、まちなかを散策。
 相馬御風生家や地元の酒蔵などをめぐりました。
 すばらしい俳句の1日になりました(^^)