3月 092012
 

こんにちは!
今日の糸魚川ジオパークにはシトシト雨が降っております。
予報では、雪にかわるらしい・・・
市街地ではみぞれ、でも、ちょっと山に行けば確実に雪ですね(‘_’)
さてさて、昨日、青海地域でマイコミ平のガイド研修がありました。
マイコミ平は、雨で石灰岩がとかされてできた自然のアナぼこがたくさんある場所です。
大小様々な穴があって、中には深さが500mにも及ぶタテ型の洞窟がいくつもある、いわば秘境です。
安全上の問題等々から、現在は原則、学術目的でかつ専門のガイドをつけないと入ることができません。
今回は、その専門のガイドさんの勉強会でした。
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マイコミ平の地形を知りつくした地元の大先生方に、
地形の特徴や、そこに住む貴重な動植物の話を聞きました。
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糸魚川ジオパークには、たくさんの貴重な“場所”があるだけでなく、
その場所特有の動植物が驚くほどたくさんいるのね、と
あらためてびっくりしました。
渡りの季節には、オジロワシ(北海道にいます)も観察できるらしいです。
マイコミ平の生物ということで、猛禽類、両生類、哺乳類、昆虫と実に様々な生き物を
紹介してもらいました。
地球上の生き物はすべて、大地の上に生きています。
その大地の特徴は、そのまま生き物の暮らしや特徴に反映されているのですねえ。
人間の暮らしや文化もしかりです。
ジオパークは、大地だけではなく、その上に生きる生物(人間含む)、
歴史、文化、もすべて含まれるという真髄が、その辺りにあるのではないでしょうか?
たまには石ころ、まじめです(^v^)