少し前になりましたが、10月22日(土)、
糸魚川ジオパーク市民の会の皆さん20名と
富山県立山方面に視察研修に行ってまいりました。
糸魚川を朝、8:00に貸切バスで出発し、
立山カルデラ砂防博物館、称名滝、富山県立山博物館を見学しました。
立山カルデラ博物館では、菊川学芸員の親切な説明より、
立山カルデラの成り立ちや砂防事業による防災対策、
カルデラに生きる人々の暮らしの様子などを学習してきました。
また、菊川学芸員から、富山県でもジオパークを取り組み動きが
あるとお話をお聞きしました。
◆菊川学芸員からジオラマを眺めながらカルデラについて説明を受けました。
その後、称名川沿いにバスで移動し、バスを駐車後、
30分程歩いて、高さ日本一の称名滝を見学してきました。
4段に分けて流れ落ちる高さ350mの称名滝は、
高さのみならず、形態、水量に併せて壮大にして優美な景観も含めて、
国の天然記念物に指定されている名勝です。
天候に恵まれていたことから、滝をバックに写真撮影する観光客で賑わっていました。
豊富な水量で流れ落ちる滝の周辺は、水しぶきと風の圧力は迫力一杯でした。
◆駐車場から歩いて称名滝へ。環境保護のため駐車場から20分程度歩きます。
◆迫力だけでなく景観も素晴らしい称名滝
◆称名滝の下を流れる称名川。砂防えん堤がいくつも設置されていました。
最後に、富山県立山博物館を訪問し、自然や立山信仰と人間の関わりについてを
学習して、無事、糸魚川へ戻ってまいりました。
◆富山県立博物館から眺める立山連峰
この研修を成果を市民の会の皆さんと、今後の糸魚川ジオパークの発展に
活かしていきたいと思います。
11月 022011