7月29日(金)に「糸魚川ジオパーク・まるごと体験学習教員向け下見ツアー」を行いました。
ジオパークを進めるうえで「教育」は大切な要素の一つですので、糸魚川ジオパークの本物の資源を教材として、学校教育の中で積極的に活用していただきたいと思います。
この日は、基礎コースであり、主に小学校の先生方からご参加をいただきました。
集合場所のフォッサマグナミュージアムで、オリエンテーション、館内見学の後、「化石の谷」での化石探し体験を行いました。ウミユリ、サンゴなどを見つけることができます。運がよければアンモナイトも!(美山公園・博物館ジオサイト)
「川の働きの水槽実験」
手作りの実験装置による、砂や礫のたまり方の実験です。
「地震による大地の変化」
フォッサマグナパークで「糸魚川-静岡構造線」の断層露頭を観察しました。4億年前の古い地層と1,600万年前の新しい地層が巨大な大地の力で擦れ合い、幅2mほどの破砕帯となっていて、粘土化している様子が観察できます。(糸魚川-静岡構造線・塩の道北部ジオサイト)
(つづく)
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8月 012011