「地震火山こどもサマースクール」に参加するため、福島県の磐梯山に行ってきました。
磐梯山周辺の3町村(猪苗代町、磐梯町、北塩原村)は、現在、日本ジオパークの認定を目指して活動を行っています。そんな中でのイベント開催でした。
猪苗代町から望む磐梯山。まさに地域のシンボルです。
学習会場、宿泊場所となった「国立磐梯青少年交流の家」。体験学習の拠点として安価で活用でき、うらやましい施設です。
現地見学。猪苗代リゾートスキー場から猪苗代湖を望む。
ココアの山を崩す実験。まさに磐梯山の岩なだれを再現しています。
歯科印象剤の溶岩を何層にも流して磐梯山を作る実験です。早く流さないと固まってしまいます。
現地見学。銅沼(あかぬま)から見る磐梯山(裏磐梯)。火山が崩れた様子や溶岩の地層がよく分かり、迫力があります。
現地の解説板です。文字の大きさ、表現方法、分かりやすさなど、他の地域の解説板を見ると参考になります。
最後に、チームごとに学習成果をまとめ、ジオパークフォーラムで発表しました。
今回の「地震火山こどもサマースクール」は、宝の山と言われる磐梯山を会場に開催されましたが、磐梯山のでき方、崩れ方、地域との関わりなど、現地見学、実験、検証を通じて大変分かりやすく学習することができました。
サマースクールを糸魚川で開催した場合、火山はもとより、断層、岩石など、多様な「ジオ的」な学習メニューを提供することが可能となるでしょう。
磐梯山は雄大でとても素晴らしかったです。スタッフの皆さん、大変お世話になりました。
8月 242011