こんにちは。石ころです。
全国的に寒くなっているようですが、糸魚川もさむ~い。
山の方では、そろそろ初雪の声も聞こえてきそうです。
糸魚川ジオパークのジオサイトも冬支度を始めました。
13日(日)に「月不見の池ジオサイト」で清掃、冬囲いが行われました。
地元の観光協会や地域住民の方など、多くの方がボランティアで参加されていました。
ここ「月不見の池」は、春になると月が見えなくなるほどの藤の花が咲くことで、この名前がつけられたと言われています。
藤の花のシーズンは、観光客でいっぱいです。
しかし、この時期は観光客も少なく、ひっそりとしています。
新潟県の「森林浴の森百選」にも選ばれており、池の周りには遊歩道もあります。
また、近くには88の石仏を見て回る「八十八カ所めぐり」もあり、緑の中を散策するにはいいですよ(^^)
雪が来るのももうすぐですが、晩秋の月不見の池散策はいかがですか。
今日は、午後から激しい雨が降り、ゴロゴロと雷が鳴り響いています。
とうとう週間予報に雪だるまのマークが登場しました。
今回は、各事業所、団体の皆さんのジオパークへの貢献活動を紹介させていだきます。
まず最初は、新潟県糸魚川地域振興局地域整備部の皆さんの活動です。
昨年、ジオサイトへ分かりやすく案内、誘導するため、
県道沿いのデリネーターポール(視線誘導標)に
ジオサイトを案内するシールを貼っていただきました。
※迷うことなく安心して小滝川ヒスイ峡、高浪の池へアクセスできます。
今年は、来訪者をおもてなしするような道路にしたいと
県道沿いの草刈り作業を26名の皆さんで実施していただきました。
※出発の際の記念撮影
今回の草刈り作業に合わせて、糸魚川ジオパークの
ロゴマークが入ったオリジナルベストも作成。
自分たちが管理する道路施設ではありますが、
組織ぐるみで糸魚川ジオパークに貢献したいという気持ちにはたいへん頭が下がります。
※特注で作成したオリジナルベスト
この活動の様子は糸魚川地域振興局のホームページでも紹介されています。
続いては、糸魚川信用組合さんの貢献活動です。
糸信さんは、夏の暑い中、47名の皆さんで
埋もれる縄文時代の大集落“長者ケ原遺跡公園”の草刈り作業を
実施していただきました。
※カマや草刈り機も職員の皆さんからご用意していただきました。
この活動の他には、糸魚川信用組合は、まちづくり推進室を設置され、
独自に市民を対象にしたジオサイト巡りを開催したり、
市民の有志によるまちづくりサポーターズを組織され、
糸魚川ジオパークに対して、
数々のご提言をいただいております。
昨年も別のジオサイトの草刈りを実施していただきました。
年々施設管理費が減少する中、
草刈りには大変苦慮している我々です。
本当に助かっております。
最後は、糸魚川ジオパークの大応援団、
糸魚川ジオパーク市民の会の皆さんも
2年続けて、貴重な史跡を保存しようと
橋立金山ジオサイトの鉱山跡の現地学習会と
草刈り作業を実施していただきました。
※現地で青空学習会も開催。橋立金山の歴史を学びました。
その他にも、ジオパークに認定される以前から、
道路沿いの清掃活動を実施していただいている
企業・団体も多数あります。
このような活動がどんどん広がり、
お客様を迎える体制が築いていければと思います。
ご協力いただいた企業の皆さん、
たいへんありがとうございました。
こんにちは。石ころです。
先週の5日(土)に、「第9回相馬御風顕彰ふるさと俳句大会」が開催されました。
相馬御風(そうまぎょふう)は糸魚川の産んだ文人で、早稲田大学の校歌「都の西北」の作詞などで知られています。
(詳しくはこちらをご覧ください→糸魚川市歴史民俗資料館HP)
その御風の功績をたたえて、俳句大会を開催しました。
今回は、糸魚川ジオパークにまつわる自然や暮らしを詠んだものを対象として作品を募集しました。
また、審査員として、日本ジオパーク委員会委員長の尾池和夫先生に、選者としておいでいただきました。
尾池先生は氷室俳句会副主宰という顔もあり、俳句にも造詣が深いとのことです。
会場ではバタバタ茶もふるまわれました。
また、尾池先生の来市にあわせて、地元の俳句会が「糸魚川ジオ俳句吟行会」を行いました。
※写真「糸西タイムス」提供
尾池先生の提唱する「ジオハイク」(「俳句」とハイキングの「ハイク」を兼ねた造語)で、まちなかを散策。
相馬御風生家や地元の酒蔵などをめぐりました。
すばらしい俳句の1日になりました(^^)
みなさん、こんにちは。
そんなに良い天気でもなかった今日の糸魚川。
久し振りにみた山の上には白いものが・・・
おお、久し振りに拝んだ雪ではありませんか!
でも、まだまだ例年よりも寒くないので、
部分的は白さです。
さて、今月9日に
撮るたびフォトコンテストの審査が行われましたので
その様子を少しご紹介します。
撮るたびフォトコンテストとは・・・
5つの色をテーマに糸魚川ジオパークを巡るツアー「撮るたび」。
その糸魚川世界ジオパークを巡る「撮るたび」の魅力を
テーマカラー『赤・白・黄・緑・黒』で表現した写真のコンテストです。
応募総数164点、
テーマカラー別には
赤:53、白50、黄17、緑27、黒17。
赤とか白って人気あるんですね・・・
さあ、いよいよ審査です。
気になる審査員は、
アドバイザーを務める(財)日本交通公社観光人づくり支援室の岩崎室長
糸魚川商工会議所の永江副会頭
市観光協会の猪又副会長
糸魚川ジオパーク協議会副会長の安達糸魚川地域振興局長 の4人。
この後、写真家 藤田洋三氏に審査員賞を依頼するとのこと。
とても真剣に審査がなされています!!!
(審査結果発表は11月中に予定されておりますので、
写真は画像処理していることをご了承ください。)
ずらっと並んだ作品をお見せしたいのですが、
できないことが悔やまれます(>_<)
164点の力作たちがずらりと並んだ様子は
迫力ありました!
このフォトコンテストは来年も開催予定ですので、
我こそは、と思われた方はぜひぜひ、
今から撮りためて輝く一枚(いえ、数枚でも問題ないです!)を
ご応募いただければ嬉しいです(^v^)
今日は、朝から雨が降ったりやんだりの不安定なお天気でした。
昨日の勝山市議会に引き続き、沼津市議会総務経済委員会
の皆さん(10名)が視察に当市を訪れ、
フォッサマグナミュージアム、
不動滝、小滝川ヒスイ峡を案内させていただきました。
フォッサマグナミュージアムでは、
糸魚川ジオパークの取り組みについての説明のあと、
館内を見学していただきました。
※当方の話を熱心に聞かれ、多くの質問がなされました。
その後は、紅葉深まる不動滝をご案内。
ちょっと肌寒かったですが、滝の水量も多くその迫力に満足いただけました。
※ジオパークの解説版をもとに不動滝の概要を説明させていただきました。
※滝をバックにみなさんで記念撮影。
最後は小滝川ヒスイ峡をご案内。
ここでも明星山の大岸壁の迫力にびっくりされていました。
まさに肌で糸魚川ジオパークの迫力を体感していただきました。
※明星山の大岸壁。何度行っても迫力一杯で脚が震えます。
今日は、お泊りも糸魚川市内のホテルを利用され、
夕食の際の地酒をたいへん楽しみにされておりました。
明日も岐阜県高山市のNPO団体の方(20名)が
視察にお越しになられ、ご案内をさせていただきます。
糸魚川ジオパークが皆さんのいいお手本になり、
ジオパークの取り組みが全国に広がっていけばと思います。
こんにちは。石ころです。
今日は昨日とはがらりと変わって寒い日になっています。
冬将軍もいよいよ来る準備を始めたのでしょうか?
さて、今日は「糸魚川ジオパーク年賀はがき」のご紹介です。
昨年、一昨年に引き続き、今年も好評の糸魚川ジオパーク年賀はがきを発売します。
市振ジオサイト「北国街道 海道の松」
雨飾山ジオサイト「冬晴れの雨飾山」
権現岳ジオサイト「雪の権現岳」
そして「ジオまる&ぬーな」の書き初めバージョン
図柄は以上の4種類です。
9月下旬から市内の年賀はがき販売店で予約を受け付けていましたが、締め切ってしまいました。
ですが、まだ購入されていない方に朗報です!
14日(月)から糸魚川市役所の職員組合売店で数量限定販売します(^^)/
予約を忘れてしまった方は、ぜひお買い求めください。
(数量限定のため、売切れの際はご容赦ください。)
みなさま、こんにちは。石ころです。
秋も深まり、石ころはますます、コロコロです。
さて、11月6日(日)に
第3回糸魚川ジオパーク検定が開催されました。
受験者は約230名。
欠席者はわずか8名という受験率のよさ!
すごい(^O^)
中学生の受験者が多かったこともあり、
試験開始前の初級受験会場は、まるで
中学校のようでした。
久々に感じた若いオーラ・・・
遠い昔ですなあ・・・(遠い目)
そんな石ころのぼやきはどーでもよくて(-.-)
初級会場はこんな感じ↓でした。
また、上級会場はこんな感じ↓でした。
緊張感がただよっております!!
見ているだけで心臓がバクバクするこの空気、
恐ろしいっす。
そして、今回新たに登場した
「達人級」は24名!の猛者の受験がございました。
初級も上級も、そして達人級も、「難しかった~」と
みなさんおしゃってました。
気になる合格発表は10日後の16日(水)午前10時からです。
(検定特設ページはこちら)
検定合格者には、
ジオパークマスターのいる店で受けられる(一部店舗)
検定合格者限定!!サービスメニューも用意されています。
このサービスメニューがまたすごいんですよ!!
気になるメニューは、観光協会等でリーフレットを
入手して是非チェックしてみて下さい。(^v^)
石ころの心が躍るメニューのってます♪♪
11月3日(木)、糸魚川駅前の中心商店街周辺で
「第6回糸魚川街なかコレクション」が開幕されていました。
13日(日)までの間、『商店街がギャラリーに!レトロな街 糸魚川を散策しよう。』をテーマに、「レトロな街ギャラリー」、「石の種類日本一!!いといがわ」、「糸魚川まち歩きモニターツアー」など、さまざまな催しが予定されています。
我々も糸魚川ジオパークの市民の会や
ジオパーク観光ガイドの会の皆さんが、中心的に関われている
「石の種類日本一!!いといがわ」の準備を少しだけお手伝いしてきました。
その会場には、糸魚川の海岸や川などで拾われた
多くの種類の石などが展示されていました。
面白い形や模様の石なども展示されており、
改めて糸魚川の石の豊富さに感心しました。
◆糸魚川駅から歩いて2分の駅前通りで開催中!
◆糸魚川で発見できる多くの石が展示されています。
◆もちろん会場でも糸魚川ジオパークのパンフレットも入手できます。
この他にも「いといがわ街なかスイーツ巡り」や
「大糸線の写真展」なども開催され、
便利な街めぐりバスを運行されています。
ぜひ皆さんも糸魚川の素晴らしさの再発見に散策してみてください。
詳しくは、「いといがわベース」のホームページをご覧ください。
少し前になりましたが、10月22日(土)、
糸魚川ジオパーク市民の会の皆さん20名と
富山県立山方面に視察研修に行ってまいりました。
糸魚川を朝、8:00に貸切バスで出発し、
立山カルデラ砂防博物館、称名滝、富山県立山博物館を見学しました。
立山カルデラ博物館では、菊川学芸員の親切な説明より、
立山カルデラの成り立ちや砂防事業による防災対策、
カルデラに生きる人々の暮らしの様子などを学習してきました。
また、菊川学芸員から、富山県でもジオパークを取り組み動きが
あるとお話をお聞きしました。
◆菊川学芸員からジオラマを眺めながらカルデラについて説明を受けました。
その後、称名川沿いにバスで移動し、バスを駐車後、
30分程歩いて、高さ日本一の称名滝を見学してきました。
4段に分けて流れ落ちる高さ350mの称名滝は、
高さのみならず、形態、水量に併せて壮大にして優美な景観も含めて、
国の天然記念物に指定されている名勝です。
天候に恵まれていたことから、滝をバックに写真撮影する観光客で賑わっていました。
豊富な水量で流れ落ちる滝の周辺は、水しぶきと風の圧力は迫力一杯でした。
◆駐車場から歩いて称名滝へ。環境保護のため駐車場から20分程度歩きます。
◆迫力だけでなく景観も素晴らしい称名滝
◆称名滝の下を流れる称名川。砂防えん堤がいくつも設置されていました。
最後に、富山県立山博物館を訪問し、自然や立山信仰と人間の関わりについてを
学習して、無事、糸魚川へ戻ってまいりました。
◆富山県立博物館から眺める立山連峰
この研修を成果を市民の会の皆さんと、今後の糸魚川ジオパークの発展に
活かしていきたいと思います。
こんにちは、みなさま!
今日の糸魚川はとってもいい天気で、山がスッキリと
見えております。いい、山っていい!
ところで、先月10月27日と29日に
糸魚川ジオパークガイドの研修と養成講座が
実施されましたので、その様子を少し。
いつもはバスで移動をするガイド講座なのですが、
今回は歩いてもっと発見しましょう、
スローなジオツアーを体験しましょうということで、
JR筒石駅に集合!
JR筒石駅は、密かに鉄ちゃん(鉄道大好きな方のことであります)に
人気があるらしい。18歳じゃなくても、100歳でも200歳でも使える
青春18きっぷが手書きで発行される、レアな駅らしいっす。
長いトンネル内で、怪しげな光とオーラを発している電車をおりて
長い階段を登れば・・・違う世界がひろがって・・・
って、別にお化けとかでませんから!!
ひろがるのは気持ちのいい空と、素晴らしい
砂岩泥岩互層です!
え、さがんでいがん・・・なに??
と思われたかた~ ちょっと下の写真をみてください。
なんだかバームクーヘンみたいな模様になってますよね。
この崖は、砂と泥が交互に積み重なってできていて、
さがんでいがんごそう、またの名を難しくは川詰層といいます。
そのむか~し、このあたりがまだ海の底だったころ、
地震によっておこった海底の土石流によって
砂と泥が積み重なってできました。
興味のある方は、
筒石・浜徳合ジオサイトの紹介ページへどうぞ!
筒石の駅から海の方へくだりまして、
その昔は北陸本線が通っていて、今は自転車歩行者道として
市民に活用されている海沿いの道を歩きます。
歩く速度なので、いろいろなものが見えておもろいです。
石ころが個人的にすんごく興味をひかれたのが
筒石の郵便局の壁にはってあったこれ。
いい味でてますのゥ。
歩いていると
トリカブトやアザミ、そしてカメムシ(@_@;)のほか、
旧北陸本線時代のレンガの橋脚が残っております。
こういうのって、とっても絵になります。
良く観察すると、積み方も色々あるんですよ!
途中、サーファーが波にもみくちゃにされてる様子や
筒石駅の跡地の石碑などなどをみながら歩き、
およそ三時間後には
波間におわしますトットコ岩を通りすぎて
風力発電の風車が目立つ道の駅マリンドリーム能生に到着です。
ここでゆっくりお昼を堪能し、
白山神社にもよって
途中、道に干された柿の皮を観察したり(石ころだけでしたが・・・)
JR能生駅にたどりついたのは14時半ころでしたかねー
JR能生駅には糸魚川ジオパークのコーナーが!!
おお~
ここでもジオ情報をゲットできますのう。
天気の良い日は、歩いてジオサイトをめぐるのも
おすすめです。健康にもいいし、歩くからこそ見えるものが
たくさんあっておもしろいですよ(^.^)